♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
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  バラの分類と系統  2
モダンローズ

●English Rose(Er)





ドクター・ハーバート・グレイ
Dr.Herbert Gray
オースチン/イギリス/1999








 イングリッシュローズとは、英国のバラ育種家David Austin(デビット・オースチン)がオールドローズとモダンハイブリッドティー(大輪四季咲きバラ)、フロリバンダ(中輪多花性バラ)との交雑により作り出したバラです。
ほとんどの品種が四季咲き性で、オールドローズの魅力的な香りと花形、モダンローズの多彩な色がマッチした特色を持っています。



パット・オースチン へザー・オースチン バーバラ・オースチン
グラハム・トーマス ジェーン・オースチン コンテ・ドゥ・シャンパーニュ
ヘリテイジ ウィリアム・シェイクスピア ボウ・ベルズ
ジュード・ディ・オブスキュア シャルロッテ ウィリアム・モーリス
セプター・ド・アイル テスof ザ・ダーバーヴィルズ タモラ
バターカップ スウィート・ジュリエット スカボロー・フェアー
チャールズ・ダーウィン ザ・ピルグリム アブラハム・ダービー
コテージ・ローズ ディ・アレキサンドラ・ローズ ペルディータ
マサコ クラウン・プリンセス・
マルガリータ
ジ・インジニアス・
ミスターフェアチャイルド
メアリー・マグダレン ノーブル・アントニー ザ・ハーバリスト
ラジオ・タイムス ペガサス モリニュー
ゴールデン・セレブレーション ジュビリー・セレブレーション ソフィーズ・ローズ
グレイス レディ・エマ・ハミルトン ザ・シェパーデス
ワイフ・オブ・バス アンブリッジ・ローズ ジ・アレンウィック・ローズ





●Shrub (S)






マダム・ボヴァリー

Delbard/フランス/2001










 原種を基にして交配した原種交雑種や、半つる性のものを総称して言うことが多いようです。公園のアーチなどに使われる修景用のバラもその形態からシュラブと呼ばれるようです。
(・・・けれど、本によっては、ハイブリッド・ティー・ローズのことを大輪シュラブ、フロリバンダのことを房咲きシュラブとよんだり、・・・ビギナーの私としてはちょっと混乱させられます。SHRUBとは、本来は、低木、潅木という意味です。)

オリヴィエ・ローランジェ ボニカ '82 モーツァルト
バレリーナ スノーコーン ヴァイオレット
ラプソディ・イン・ブルー マダム・フィガロ メアリー・ローズ





●Climbing Rose (Cl)





サマー・スノー
Summer Snow

Tausendschnon
の実生
クトー/アメリカ/1936





 文字通り、つる性の系統のバラで、垣根やアーチなどに使われます。
タイプとしては、もともとつるバラとして作られたものと、HT系、F系、Min系の枝が変形して出てきたものと2種類あります。変形したものは、オリジナルの花と全く同じ花を咲かせるようです。


ピエール・ド・ロンサール サハラ'98 アンジェラ
サラバンド 安曇野 バレリーナ
サマー・ウィンドー レッド・ミニモ マジック・メディランド
シーザー エクセレンツ・フォン・シューベルト キューピッド・イン・ザ・ガーデン
ロイヤル・バシーノ 宇部小町





●Miniature Rose (Min)






ナナコバラ(魚子ばら)

花径
 4p

「ナナコバラ」は一説によると、江戸時代から縁日などで売り買いされていたらしいと言う記録があるとか・・・。このように、江戸時代にはすでに、「魚子(ナナコ)・バラ」というように、きっちり「品種」としての認識があったということは、すごいですね!





 花の直径が2〜6p、樹高が20〜50pくらいの低性種を総称してミニチュア・ローズとよびます。パティオ・ローズや、ポット・ローズともよばれるようです。


コーヒー・オベージョン モーツアルト スノーコーン
花見川 フェアリー・ウィングス チョコ・フィオーレ
アルデバラン オレンジ・メイアンディナ ロージーカーペット









日光
グリス・アンテ・ブリッツ 

/ハンガリー/1897





 この花の名は、「グリスアンテブリッツ」。和名は『日光』で、宮沢賢治が愛したバラだそうです。恥ずかしげに、うつむくように咲く美しいバラです。やさしさと謙虚さがにじみ出たような愛らしい花です。

 実際の話は、宮沢賢治が昭和3年頃、花巻共立病院の佐藤隆房氏の新築祝いに、横浜の苗木商「植木」から取り寄せて寄贈した花だととのこと。昭和39年に瀕死状態だったその花を隆房氏の依頼で、花巻ばら会の方が、接木し、育てて、よみがえり、花巻温泉のバラ園ではそれを増やしたものを販売しているそうです。

一説には、賢治は5種類のバラを栽培していたとのことでした。

 実際、賢治の作品の中で一番数多く登場するバラは、野ばらのようです。香りのイメージを歌ったものが多いようですが、羅須地人協会時代にはその薮に悩まされた様子も伺えるようです。

 
西洋薔薇に関しては、あけがたの空やお日さまの比ゆとして登場し、それもほとんどが黄ばらのようです。