♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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草笛の丘    2009 



 

いよいよ「草笛の丘バラ園」へ…
アーチをくぐっていざ!






    「草笛の丘バラ園」は、千葉県佐倉市にある素敵なバラ園でした。ここはもともと首都圏に近く、緑豊かな市民の憩いの場であり、その公共施設の一角に、野ばらを中心にこだわりをもって作られた素敵なバラ園です。
オープンは2006年で、歴史はまだまだ浅い方ですが、1000種以上、2500株の珍しい原種バラやオールドローズが咲き誇っていました。

 日本には10種の原種バラがあり、またアメリカ大陸やメソポタミア、チグリス・ユーフラテス川沿い、そして中国はその中でも最多の原種バラがあると言われます。それらがヨーロッパに持ち込まれ、交配に交配を重ねながら、より美しくより香り高く、病気にも負けない強さを備えた新種が次々と生み出され、古今東西を問わず多くの人々を魅了してきたことを思うと、すごいロマンを感じてしまうのです。できれば、世界中の原種バラの全てに出会うこと…それが私の当面の夢でしょうか。


 
木香茨と黄木香
 




木香茨
モッコウバラ











黄木香
キモッコウ
 





 





















 
原種系バラ いろいろ 





ロサ・アーカンサーナ
R. arkansana











ロサ・スピノシッシマ・ピンピネリフォーリア・グランディフローラ
(交配親はスコットランドの原種、スピノシッシマ)










レッド・ネリ―







 





バーネット・ダブルピンク






 
 



ナニワイバラ











ロサ・オメイエンシス







  
 




ハマナシ X カラフトイバラ (飛雁川)












スカブローサ






 




ロサ・バンクシアエ・ノルマーリス







 



ロサ・バンクシアエ・ノルマーリス
樹形





 



ロサ・ポミフェラ







 



ロサ・モリス






 



ロサ・ギガンティア












オオタカネバラ







 
 



ロサ・プリムラ












カナリーバード








 
中国の原種バラ 
 




ロサ・キネンシス








 

           ≪中国のバラ≫

 中国はバラの宝庫です。中国のバラというとチャイナローズを思い浮かべますが、チャイナローズは中国のバラのうちロサ・キネンシスに起源を置くものをいいます。
チャイナローズはバラの改良に大きく寄与しました。     
 ヨーロッパで人工交配が行われるようになっても、ヨーロッパの改良は完全な四季咲きに至りませんでした。そこへ隔月に開花するチャイナ・ローズが紹介されたのです。このことは人工交配の発展に拍車をかけ、19世紀の後半には、今でいうオールドロースがたくさん作出されるにいたり、これはモダンローズにも強く影響を及ぼしています。

      
 



 

   ロサキネンシス以外でも、おなじみの中国産のバラとしては、モッコウバラやナニワイバラがあります。ティーローズとそれに続くモダンローズに大きく影響を及ぼしているロサ・ギガンティアもそうです。
また日本のサンショウバラも基本種は中国にあります。ロサ・フゴニスやロサ・プリムラ、ロサ・クサンティナなど黄色いバラの多くは中国が原産地です。
峨眉山にはオメイエンシスがあります。
その他にも、まだまだ多くのバラが自生しているのです。そしてこれらのバラが、それぞれ独自に改良されて多くの品種へと発展したり、収集家により栽培されたりしています。
       (解説書より)

     
 


 



ロサ・キネンシス








 




ロサ・キネンシス・スポンターネア




 




イエロー・チャイナ







 




月月粉
ユエユエフェン






 




葡萄紅
プータオ・ホン





 



スレイターズ・クリムスン・チャイナ















フォーチュンズ・ダブルイエロー