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ジム・トンプソンの家





「ジム・トンプソンの家」


























  タイ滞在2日目に、一緒にアユタヤツアーでご一緒したアメリカ人のナンシーが、必見の場所として教えてくれたのが、この「ジム・トンプソンの家」でした。
 
ジム・トンプソンは、アメリカ人の貿易商人で、この魅惑溢れる博物館は、彼自身がタイの各地を歩きまわって集めた古い伝統的な家屋を数軒組み合わせて建てたものです。内部は様々な遺跡から収集してきた見事な骨董,品や古美術品で装飾されていました。

軍人であったトンプソンは1945年の終戦の年にタイに移り住み、1967年までの約20年間をこの家で過ごしました。そして実業家として成功をおさめ『タイのシルク王』という異名をとりました。ところが1967年に、友人と共に休暇で訪れたマレーシアで謎の失踪を遂げたということです。その後の行方は今もわかっていません。

集められた仏教美術の骨とう品もさることながら、豊かな南国の緑に囲まれた赤いチーク材の色合いは、殊更、東南アジア特有の雰囲気を醸し出していました。
これはチーク材が風化しないように、朱色のベンガラという塗料を塗ったものですが、その深い赤の色合が、濃淡のある濡れた緑の庭に、鮮やかなコントラストを映し出していました。