花と光と風と…
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有珠善光寺   2011











有珠善光寺の境内






今年初めてであったコジマエンレイソウ
沢山咲いていました








  
「必ず、天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。」

…2011年4月末に他界した、元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんの最後のメッセージでした。

十数年、公表しないまま死の病と闘い、「死」と向き合ってきた彼女が、最後の病床で迎えた「3.11」の大震災。…酸素吸入器をはずしての録音だったと言います。
そんな苦痛の中で彼女の発した言葉は、皆への『感謝』と『被災された人々への熱い想い』でした・・・。

大震災と原発震災で日本中にたちこめた暗雲に差し込んだ天からの美しい一条の光のように、この言葉は多くの人々の心をとらえたのではないでしょうか。
喪主は夫の小達一雄さんで、やはり不治の病で他界した女優の夏目雅子さんの実兄です。夏目雅子さんは、遺志により「ひまわり基金」を立ち上げたことで知られています。スーちゃんもそうした形で「被災者救済」の為に「復活」することを望んでいたとのこと。それが風化されることなく実を結びますようにと心から祈ります。

芥川賞作家で福島県三春町の住職を務める玄侑宗久氏のことばに、
「人の死に『死に甲斐』があるとすれば、『その人の死によって、周りがどれだけ変わったか』ということ以外にはない」…という一節があり、そのことをずっと考えていた矢先でした。
 
         

写真は、有珠山のふもと、伊達市にある「有珠善光寺」です。
この寺と裏庭に広がる善光寺自然公園は、緑あふれる花の名所として広く知られています。この寺は、東京芝の増上寺の末寺として、徳川幕府により建立され、蝦夷三官寺の一つとなっています。

善光寺は浄土宗のお寺ですが、参道脇には「隠れキリシタン」の碑が大切に祀られ、本堂の後方には「龍神堂」の祠があり、また自然公園の中にアイヌ慰霊碑と住居跡の復元遺跡もあり、アイヌ語の振り仮名付きの経文も保存されています。
本当に、全ての解決のカギは互いの違いを受け入れ、認め、『共に』、『生きる』、すなわち『共生』を選びとる智慧を身につけることだと、心から思いました。

このエリア全体が清らかなパワースポットのように、癒しの気を発しているような気がして大好きな場所の一つとなりました。









可憐なヒナスミレ











善光寺境内にある隠れキリシタンの碑










幼子を抱くマリア像
「マリア観音」
隠れキリシタンの祈りの対象…




 

 



北海道最南端の無人島、渡島小島に
自生するというコジマエンレイソウ
鮮やかなワインレッドの花片が印象的です
 




カタクリの花






 




大きな岩に沢山の植物の命の芽を宿して…






 



大きな岩を抱くように力強く根を張って生きる木々






 



ミヤマスミレ











アイヌの住居跡復元











アイヌ慰霊碑










「う!スワン展望台」から






 

 



「絞め殺しの木」は大蛇のよう…






 



エゾエンゴサク







 


キクザキイチゲ






 



会えてよかった…コジマエンレイソウ










ネコノメソウ