♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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  春の逍遥  2011





大学キャンパスのエゾムラサキツツジ 







エゾオオヤマザクラ







  
 ようやくこの北の地にも桜が咲く時期が訪れました。隣接する地域にもかなりの寒暖の差があり、桜の見ごろは油断するとあっという間に過ぎてしまいます。

 今年の4月からは、この地元にある国立大学で英語を教え始めました。2年生を中心にした理工系4学科の約130名ほどを担当しています。若い学生達と日々、こうして接することができることは、とても刺激になります。

 確かに今は、明治維新、第二次大戦の敗戦に次ぐ、「第三のリセット」ともいうべき国難の時代であり、とりわけ、この若い世代が、これからの日本や世界を新しく創って行くのですから…。そして彼らが、何よりも人命を尊重し、本当の意味の平等な社会、そして互いの違いを受け入れる寛容さをもった社会を本気で創造していって欲しいと願っています。そして私もその一端を担いたいと、本気で思っています。主役の彼らをサポートする形で…。

 そして、このGWには、他の国立大学に通う息子が我が家に「里帰り」をしました。この一年間ですでに6回ぐらいは帰省したことになります。会うたびに、少しずつ大人になっているように感じ、嬉しく思っています。一緒に春の海辺や野山を散策し、クワガタを見つけた時は感動しました。

 彼がまだ小学生だった頃、お友達の家族と一緒に、夜の昆虫ハンティングをしたり、オオクワガタを幼虫から飼育して、合計5年ほども飼っていたこともありましたっけ。娘時代は虫を見ると「絶叫」していた私が、近所からカブトムシの幼虫を沢山もらってきて一緒に羽化させたこともありました。夏になると週末ごとに生息地であるミズナラやクヌギの林野にでかけ、捕まえては図書館から山のように借りてきた図鑑で一緒に調べたりもしました。
…みんな懐かしい思い出です。







ニリンソウ















 

 



どうやら「チビクワガタ」でした!


 




キバナノカタクリ


 







 







 




青のキクザキイチゲ


 




初めてのトイシノエンレイソウ


 







 




再び善光寺へ

 




ムラサキケマン







オンコ(イチイ)の枯れた幹の中に育ち
みごとに花咲かせる桜の木




  左の写真は、オンコ(イチイ)の枯れた幹の空洞の中に、桜の種子が飛んできて、やがて発芽し成長して、今では毎年、花咲かせているという貴重な桜の木です。4〜5m以上はあったでしょうか。善光寺のお堂の脇にしっかりと立っていました。そして、ちゃんと綺麗な桜の花を沢山つけていましたよ。

 その手前には、やはりイチイの古い木が樹皮一枚、それも片側だけになって支柱に支えられながら立っていました。そして、その皮一枚の幹から伸びた枝に、豊かに葉を茂らせてました。自然の妙技には、いつも驚かされます。







ヒメオドリコソウ


 
 







 








 



八重咲き水仙
 




中庭にある4人のお地蔵様
…囲碁に熱中しています

 




本堂脇の庫裡…裏庭から