♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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  伊達紋別岳(2)   2011





純白のシラネアオイ










  
 あまりにも心地良かったこの伊達紋別の登山。先のページで載せきれなかったものを、こちらに移しました。
先のページで登った頂上から下りてくるところから始めたいと思います。
 たいていの春の山で見慣れてしまったシラネアオイには、とりたてて感動を覚えることはありませんでしたが(失礼!)、今回の純白のシラネアオイには、本当に感動しました。また、かなり急斜面の続くなかで、9合目を過ぎた頂上間近であらわれる「シラネアオイの丘」の見事な群落は圧巻でした。

 7合目にある「いっぷく広場」のお休み処は、雑木林から抜けたばかりの見晴らしの良い展望台になっていて、色とりどりの高山植物が咲いていました。
そして蜜を求めてやってくる蝶々のダンスの舞台でもありました。ミヤマカラスアゲハのブルーに感動!

 今回の登山の前に、二度ほどここの登山口まで来たことがありました。お目当ては、一合目付近にあるスミレの群生を見ることでした。とりわけ「アカネスミレ」にであうのは今回が初めてで、本当に嬉しかったです。

 このお山はとりわけ急傾斜が多かったため、いつもは大股で闊歩するのが常の私でしたが、それだとすぐにへたばってしまうのです。そのためふと気がつくたびに「牛歩、牛歩・・・」と呟きながら、(国会の牛歩戦術を思い浮かべながら・・・?)小股、小股に歩くよう努めました。筋力には瞬発力に優れた速筋と、持久力に優れた遅筋があるとのこと。そういえば昔から短距離や跳躍などは得意でしたが、マラソンなどの持久戦はやや苦手でした・・・。山慣れした高齢者の方が私を追い抜くたびに、本当に敬意をもって見送っています。


























 

 





 







 







 




ユキワリコザクラ


 




ミヤマアズマギク


 




ツクバネソウ


 




ミヤマオダマキ







ハクサンチドリ






シラネアオイのつぼみ






激しい羽ばたきなのでブレましたが
翅のブルーが本当にきれいでしょう?

 
 




チシマフウロ


 




チゴユリ(稚児百合)



 






 




エゾハルゼミ

 




初めてのアカネスミレ