♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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  花のオロフレ山   2011












おなじみ…シラネアオイ




 天気の良い日を見計らって、初めての「オロフレ山」登山に挑戦しました。かねてから「花の溢れる山」と聞いていたので、一度は登りたいと願っていました。
 オロフレ山の登山口の駐車場に到着した頃には、すでにマンパイ状態で、大型バスからは高齢者の団体がおりてきていました。

 登山口を入るなり沢山の花々が、今が見ごろとばかりに出迎えてくれました。他の山々ではもうすでに終わってしまっているような花々…、数種類のスミレ、エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、シラネアオイ、…そして、サンカヨウ、ツバメオモト、イワカガミetc.etc.…。そんな花たちが、期待を裏切ることなく、さわやかな愛らしさと優しさで、私の心を満たしてくれました。
 またお天気にも恵まれ、遥か遠くの山々まで見渡すことができ、本当に嬉しい登山日よりでした。

 こうして花々と語らいながら、なだらかなアップ&ダウンの山道をしばらく行くと、だんだんに険しい山道となり、頂上間近になると、山友が言っていたように、四肢を使って這い上がるような急な岩場がかなり続きます。「花見遊山」どころか、どうしてどうしてかなり本格的な登山道でした。ところが、一度追い抜いた高齢者のグループの方たちが、一人も欠けることなく、すぐ後ろに迫って来るのにはびっくり…。頂上ではご一緒することになりました。年齢も70代が中心で、なんともうじき80歳になる方も…!!本当にお元気で足腰逞しく、立派な方たちでした。

 かたや街には美食三昧の方々も多い中で、かたやこうして余暇を見つけては自然の中に飛び込み、足腰を鍛えつつ、長年、自然との語らいを大事にして生きる人々がいる。私自身、運動不足を解消し、この習慣を継続していきたいと思いました。














ツボスミレ







ツバメオモト


 

 



サンカヨウ


 




イワカガミ


 




タチツボスミレ
 




羅漢岩


 




ミツバオウレン


 




タチツボスミレ

 




向こうに見えるは来馬岳







ショウジョウバカマ







コミヤマカタバミ







またしてもキアゲハが・・・


 
 


こんな垂直に近い岩場を四肢を使って登ります

 




ついに山頂です!



 



羊蹄山(蝦夷富士)が雲を冠っています


 




徳舜瞥山とホロホロ山


 




有珠山
手前の小さな薄茶色が昭和新山

 




洞爺湖に中島、昆布岳も見えます