花と光と風と…
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ライラック in 定山渓  June 2012

 







  
 6月初めの休日にぶらりと定山渓に行ってみました。温泉には入らず、足湯だけにして、近隣の散策をしていると、何か巨大な花がぶら下がっているのが目につきました。見慣れたライラックの色と花びらの形。
 ・・・でも、あまりにも巨大で、おまけにぶどうそっくりに、枝もたわわに垂れ下がっているのです!!近寄って観察してみると、やはりライラック特有の甘〜い香り。色も私の大好きなライラック・ピンク!正真正銘のライラックには違いありません。でもこのサイズが信じられない!まるで、ぶどうの巨峰か、マスカットの房のように重たそうにうなだれてしまっている…。
丁度、通りかかった旅館の仲居さんに尋ねると、昔からこの木はこんな豪華な花を付けていたとのこと。でも近年の豪雪で大分枝が折れてしまい、花の数は半減したのだそうです。それでもかなりの数のお花が豪華に咲き誇っていました。
 その後、どうしても「普通サイズのライラック」を見てみたくなり、丁度開催中の「川下公園ライラック祭り」に行ってきました。すぐに何かに凝ってしまうのが私の弱点でもあり、良いところなのです!

 ライラック(Lilac)は、学名をSyringa vulgarisといい、モクセイ科ハシドイ属の落葉樹です。和名はムラサキハシドイといい、漢字では「紫丁香花」と書きます。とても素敵な名前ですね。
日本には、日本原産の「ハシドイ」という落葉高木があり、それに似た良い香りを放つ紫の花木という意味のようですね。今度は是非、この「ハシドイ」にお目にかかりたいと思っています。

 ライラックの原産地は、地中海沿岸地方とのことですが、ちょっとイメージと違う気がしました。北米や札幌などの寒冷地が原産のように感じていたのですが…。フランス語では「リラ」と呼ばれます。

 本当に、これら植物たちには、私たちが人間が作り出す「汚れ:穢れ」を浄化し清めてくれるパワーを感じますね。


 
 




カッパがマスコットなのですね〜♪
 






 




定山渓温泉を切り開いた定山和尚の像

 







 




こんなゴージャスなライラックは初めて!
う〜ん、いい香り




 
 


ライラック in 川下公園 





ミセス・マーシャル
(フレンチライラック) アメリカ






川下公園の「ライラックの森」には
140種のフレンチ・ライラック(種の名前)と
約80種の他種のライラックがあります。
広大な敷地に広がる色とりどりのライラックが放つ
高貴で甘い香りは、うっとり夢心地にさせてくれます。
 




デュ・ミリブ
(フレンチライラック) フランス)

 



セント・マーガレット
(フレンチライラック) カナダ 八重咲き
 




エーシェルツオグ・ジョアン
(フレンチライラック)
 







 




ジェシー・ガードナー
(フレンチ・ライラック) アメリカ
 




スージアナ
(コバノハシドイ)






スプリング・パレード
(フレンチ・ライラック) アメリカ


 
 




ブルーダニューブ(青きドナウ)
(フレンチ・ライラック) アメリカ

 



アルバ
(コバノハシドイ:小葉の端集 フランス

 




クラサヴィトサ・モスコヴィ
(フレンチライラック) ロシア 八重咲き


 



アンヌ・シャック
(フレンチライラック) アメリカ