花と光と風と…
Index
春の円山 April 2012

 



今年初めてのクジャクチョウ!




♪木は黙って切られ、黙って倒れる
 人が空を汚しても 黙ってそこで呼吸する
 私たちは利用するばかりで
 この地球に感謝したことがあっただろうか
 ただの一度でも心こめて
 「ありがとう」と言ったことがあっただろうか

 傷つけても 傷つけても 傷つけても
 黙って耐えてたこの星に
 何かを返したことが あっただろうか

 土は草を育て 草は生き物を育てる
 自分の為とか 何かの為じゃなく
 そこに生きて そこに朽ち果てる
 そうやって何年も 何百年も
 何億年も生きてきた ルルルル…

 空が青い この地球
 海がきれいな この地球
 緑あふれる この地球
 ふるさとの星 この地球

 ありがとう ありがとう 
        ありがとう 地球…♪

 …このミネハハさんの「ありがとう地球」という
歌、私は大好きです。そして大自然の中で風雪を
耐え忍びながらしっかりと大地に根を張って立つ
木々を見るたびに、思わずこの歌を口ずさんでし
まいます。
中には、落雷を受け黒く焦げていたり、豪雪の重
みに耐えかねて根こそぎ倒れてしまった大木もあ
りますが、みな懸命に生きているし、そうして生き
てきたその生き様が、それぞれに美しいと思いま
す。そして、私たちは自分に都合の悪い嫌いな虫
や爬虫類などを、かってに害虫などと呼んだりし
ていますが、はたして私たち人間は他の生物に
とっていかなる存在なのかを改めて考えなけれ
ばならないのでは…と感じます。
そして自然を搾取し続け、破壊し続けてきた私
たちこそ、一番の害獣なのでは…などと考えたり
もします。
 これからは感謝の心をもって、できることから
少しずつでも恩返しをしていきたいと思います。
今回は、円山公園のそばにある円山・四国霊場
八十八ヶ所を巡りながらの登山に挑戦してみま
した。最初、大師堂の側にあるお大師像をはじ
めとする沢山の石仏の前を抜けて、急な坂道を
登ると、巨大な桂の木がそびえています。その根
っこがこれまた巨大な龍のように足元に広がり
丁度階段のようになっていました。そのあたりか
ら、可愛い野仏のようなお地蔵様たちが山道に
点々と出迎えてくれます。四国八十八ヶ所や、
それにあやかった徳島・眉山の八十八ヶ所とは
また違ったゆる〜い雰囲気の可愛らしい石仏
群でした。でも、写真に収めていいのか迷って
しまい、撮影はごく控えめにしました。後で、
少々後悔しましたが…。
      
 せいぜい長生きしても70才から80才の人生で
ある人は使い切れないほど巨額の財産を得ること
に執着し、他の人々を犠牲にしてでも地位や名誉
を追求する。でも、この世を去る時は、それら一切
を置いて、旅立つのは事実です。それは無神論者
であれ、女王様や大統領であれ、同じことだと思い
ます。 人はこの世に生きる限り、何かを求め目標
にして努力する中で自分を磨き豊かな愛を身につ
けます。そして、時が来てこの世を去る時は、いさ
ぎよくその獲得したモノ一切を置いて、旅立ちます。
私たちはそのこと(一切の執着を捨て去ること)を
学ぶためにきたのかもしれません。でも、モノは
全て置いていくけれども、心という無形なところに
蓄えたものは、たずさえて行くのだと思います。
それは、端的にいえば
  愛と、許しと、感謝のこころ…
そして、全ての命に敬意を持つこと
…でしょうか。
(私の母は、そんな人でした.。
そんな母のことを思い返しながらの登山でした。)


 
















 









 







 






















 








スミレサイシン



 




エンゴサクのシロバナ(白花)ですが…



    
 


アップにして見ると、天女が飛んでいるよう…
感動しました!!
 




八十八番目の観音さまです!


 




頂上の「山神」の碑





あれに見えるは藻岩山




♪ 地球は愛を育て 愛は人を育てる
  地球の前では 敵も味方も
  自分も他人も 上も下もない
  そうやって何年も 何百年も
  何億年も生きるんだ ルルルル…

  空が青い この地球
  海がきれいな この地球
  緑あふれる この地球
  ふるさとの星 この地球

  みんなが空で みんなが海
  みんなが緑で みんなが地球

  人が汚したこの星を
  必ずきれいにして返すから…

  ありがとう ありがとう 
         ありがとう 地球…♪