花と光と風と…
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 ペアのフクロウ  February  2013
 




これは、かの宮澤賢治の描いた
フクロウです。








フクロウ (梟)
フクロウ目 フクロウ科

最初に会った時は一羽でしたが・・・

「エゾフクロウ(蝦夷梟)」があたかも「種名」の
ように扱われることがありますが、あくまでも
フクロウの「北方系」に付けられた「亜種名」
なのだということです
 


  エゾフクロウに会いました。 
ペア(カップル)のフクロウを見るのは、今回が初めてでした。それも見ていて本当に幸せな気持ち一ぱいになるような、仲の良さでした。まだまだ日中でも零度以下の寒さが続く日々ですが、もう既に野生の世界では「春の訪れ」が着実に進んでいるようですね。
 
 小さい頃、夜中になると聞こえてくるフクロウの鳴き声は、何かしら怖い気がして苦手でしたが、西洋では、知恵者として好まれているようです。
何故かというと、フクロウの目は顔の前についていて動かせません。ですから、何かを見るときは頭ごとグルリと回します。そのフクロウがじっと一点を見つめている様が、哲学的なことを考えていたり、物思いにふけっているように見えることから、「フクロウ=知恵者」というイメージが定着したようです。
 でも、国によってそのフクロウのイメージはそれぞれ異なり、森の守り神とされたり、不吉なものとされたり、幸福を呼ぶ生き物とされたりと様々なようです。
 古代ローマ、ギリシャ神話においては、フクロウは知性や学問の神とされる「女神アテネの従者」とされていましたし、古代メキシコでは豊穣をもたらすものとされながら、死の象徴でもあったそうです。
 またアイヌ人は守護神として崇めていましたが、アメリカ先住民のホピ族は不気味な生き物として恐れていたようです。
 日本でも以前はフクロウは不吉な生き物とされていたようです。でも、宮澤賢治は、このフクロウをとても愛していたようですね。ハイカラ好きな賢治さんは、西洋的な受け止め方をしていたのでしょうか?
 
 ともかくも、私が遭遇したエゾフクロウさんは、優しさと神聖な気に満たされた、とても素敵な鳥さんでした。見る人全てに幸せな運気を与えてくれるような気がします。

フクロウの素敵な「語呂合わせ」をご紹介します。
 福籠、 福来郎、 不苦労、

 ・・・やっぱり幸せを運ぶ、ラッキーな鳥さんですね。














 
 




その次は、二羽でした
しっかりと寄り添っています





 




なんて幸せそうなの・・・
幸せ感が伝わってくるような・・・いい感じ!





 










 



リス君、登場!
「たしかこの辺だったかな・・・?」
   



 






 
















 
 




「えっ、何のことかって?」











「勿論、あれのことや」






 
 




ヤマゲラ (山啄木鳥) オス
キツツキ目 キツツキ科

オスは前頭頂部に赤い帽子をかぶっています
初めての、山啄木鳥です~







ひたすら小さな虫の幼虫(?)を・・・

顎線に黒いひげ状の模様があり、目頭も黒いため
よく「強面(こわおもて)」な鳥と称されます
 本州のみに生息する「アオゲラ」の近似種で
この「ヤマゲラ」は北海道のみに生息


 




「え~っと、なんて言ったっけ
あれ、あれ・・・」

・・・と、とぼけた雰囲気




 




「そう、これこれ・・・
僕の大好物、オ・ニ・グ・ル・ミ!」






 




ヒヨドリ (鵯) 雌雄同色

エゾノコリンゴの実を独り占め~
他の鳥が来ると追いかけて追っ払っていました!




 




ヒヨドリ
ちょっとメタボ君ですね~
それとも、単に冬毛を逆立てて
寒さに耐えてるのかな??




 




「今度はどこに隠そうかな~」

この背筋をピンと伸ばした格好がたまらない~~
ちょっと、モヒカンヘヤーみたいですね