花と光と風と…
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 クマゲラ  February  2013
 




クマゲラ 熊啄木鳥
(キツツキ目キツツキ科)

オスは額から後頭にかけて頭全体が赤いので
これは明らかにオスです。



 



  天然記念物のクマゲラに会いました。
 考えてみると、キツツキはとても耳慣れた名前なのに、実際に見たことはなかったということに、最近になって気づきました。
 去年の秋、野幌森林公園で偶然、目の前の大きな木を夢中になってつつきながら、その幹をはい登っていくオオアカゲラを見たのが始まりでした。早速、図鑑を紐解きながら、近隣の野山を歩き、出会う鳥たちに心躍らせるようになりました。
 オオアカゲラについで、コゲラ、アカゲラ、ヤマゲラ、・・・と出会い、あとは天然記念物で一番大きいクマゲラに出会えたら最高!・・・と、その出会いを心待ちにしてきました。けれども、「声はすれども、姿は見えず」で、なかなかお目にかかれない、そんな日々が続きました。そしてついに、ある雑木林でドラミングを聞き、ずっと奥にある大きな木を夢中でつついているクマゲラを発見しました。かなり距離があったため、私のコンデジではこれが限度でした。
けれど、誰もいない森林でたったひとりでこの貴重な体験を独り占めする贅沢を味わうことができました。















 
 




クマゲラ 熊啄木鳥
アイヌ語では、
ちプタ・チカプ・カムイ(舟・掘る・鳥・神)
というそうです。






Length 全長:47cm
やや小さめのカラスと同じ位の大きさです


 










 











 




見事に掘り尽くされて中はほぼ空洞状態の木








いつもの森に行くと・・・




 
 




はるか頭上の小枝に子リスが・・・
(そばの人に尋ねると)
カラスに激しく追い立てられ
木に登ったきり
降りて来れなくなったとか・・・







可哀想に、恐怖で固まって
降りるに降りれない状態のよう・・・




 
 












まだ、どうしようかと思案中・・・




 
 



ようやく決意してそろそろと・・・






でも、やっぱり怖~い




 









 




さて、お次に登場したのは
言わずと知れた、いつもの元気な
タンゲ君!




 




殻付きクルミをゲットするやいなや
さっそく樹上に駆け上り
クルクルと回転させながら
上手に真っ二つに割ります。



 




その後、その二つ割りのクルミを
上手に上下に重ねて、上のをまず平らげ
それを下に放り投げてから
次の二個目をきれいに食べます。
お見事!!