花と光と風と…
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真夏の石狩浜   August  2013
 





北国の夏は、すでに秋の気配が・・・

石狩灯台は、いつ見ても美しい



 


  久しぶりに石狩浜に行ってみましたが、やはり
「夏」&「週末」とあって、石狩浜もあそびーちも、黒山の人だかり・・・でした。

 8月に入ったばかりなのに、赤い穂のすすきが風に揺れて、ここ北海道ではもう既に、秋の気配が感じられました。

  空の青、海の青の間を漂う 白いカモメ

  浜辺を疾走するバギーのエンジン音

   バーベキューの美味しい匂い

   足指を焦がす 熱砂の感触

  カラフルなボートの白い水しぶき・・・

ふう~、夏~~
 




沢山のボートが水しぶきを
あげていました





 




ハマナス   浜茄子

・・・実際にはその実の形状から
「浜梨」がなまったものだとか・・・
 




蝦夷カワラナデシコ


 




石狩の あそびーち






 




遠くに見えるのは
暑寒別岳の山々でしょうか










カワラヒワのメスでしょうか・・・?
可愛い声でさえずっていました


 




ノビタキ 野鶲





 




小樽の海岸線です


















 
 




ホオアカ  頬赤





 




青鳩や
礁(いくり)つづきに小樽港

勝又 木風雨 (歌碑)

*礁(いくり)とは、
潮の干満によって見えかくれする岩のこと




 


  小樽市の鳥は、アオバト(青鳩)です。
そのアオバトの噂を耳にして、やってきましたが、残念ながらカラブリでした。確かに数年前までは、ここの場所はアオバトが、(特筆すべき奇妙な習性として)海水を飲みにやってくる場所として知られていたようです。でも最近は場所替えしたようでした。
 その代わり、そこの大きな恵比寿島はオオセグロカモメの繁殖地となっていました。
 断崖絶壁の岩場には、所々に陽の光を受けて真っ白に輝くオオセグロカモメの親鳥たちが・・・。そしてその背後には何やらうごめく茶色の影・・・。よ~く見てみると、可愛いコッコちゃんたちでした。
それもようやく巣立ちの準備に取り掛かろうとしている様子。何度も飛び立っては戻ってきて、子らに飛ぶことを促す親鳥たち。子らも一生懸命翼を広げ、何度も何度も羽ばたきの練習を繰り返しながら、やはり自信なげに、親鳥を見つめています。
 なんともいじらしく、可愛いコッコたちでした。

 ・・・日本で繁殖するのは、ウミネコとオオセグロカモメのみと知りました。セグロカモメは、北アメリカとユーラシア大陸北部なのだそうです。




















































ハマナスの実がこんなに色づいて












一生懸命ジャンプしながら
飛び立ちの練習に励んでいます












大空を舞う親鳥たちを見つめています


































この子はかなり力強く羽ばたくように
なりました











ママ、やっぱりまだ怖いよ~

・・・と言っているようです














石狩川のオールドリバーにて