花と光と風と…
Index
 エゾリスとノスリ・トビ  March  2013
 




クンクン、美味しそうな匂いがするぞ~









あっ、こんにちは~~
お久しぶり~~




 


  今まで折に触れて出会ったエゾリス君の写真がたまってきたので、ここに一挙公開します。
とっても愛らしい仕草が多く、心が本当になごみます。どのリス君もみんな可愛くて可愛くてしょうがないのですが、やはり自分が名づけた「タンゲ君」のことは、いつも真っ先に探してしまいます。
 この「名づけ」という行為のことを考えてみました。
動物に名前をつける行為はその動物を人間世界に引き入れるということだと言われます。それまでの自然界の存在(一般名詞:エゾリスやキタキツネ)を、名付け(固有名詞・呼び名:タンゲ君など)によって動物の種から切り離し、個として認知するという行為だというのです。
つまり名付けることにより、客観的な動物と人間という関係でなく、「汝と我」、「キミとボク」、という個と個の関係を結ぶのです。親は子供が生まれると、その子の人生に良きことが訪れるようにと願い良き名を与えます。名付けることにより、その子を家族の一員、社会の一員として迎えるのです。同様にペットも名付けられることにより、家族の一員としてその家族に迎えられ、人格的交わりを持つようになりますね。
 また同時に、食肉用の家畜を「名付ける」ことにより、食べることに倫理的こだわりができてしまい、食べることができなくなるということを聞きます。人格化されてしまうからでしょうね。

(ここで一言)
 私が「タンゲ君」と名付けたといっても、それは、心の中で呼びかけるだけ・・・。声を出して呼んでいるわけではありません。ただ、このエゾリスの特徴を掴んで、他の大勢のエゾリスと判別し、元気で過ごしていることを見守っているだけですので、ご安心を!!




 









 









 




クルミを大事そうにかかえ、嬉しそ~~





 















これは明らかにトンビ




 
 


  先日出会ったノスリと、トンビの写真を載せてみました。あまりにも似ているので、まだ判別がよくできません。比較の意味で並べてみましたが・・・。

「トビがタカを生む」とは、凡庸な親から優れた優秀な子が生まれることを例えたことわざですが、トビもこうして見ると、なかなか見ごたえのある立派な風貌だと思います。









 

ノスリ 鵟
タカ目 タカ科


 




トビ (トンビ) 鳶
タカ目 タカ科





 




これは典型的なトンビの姿





 




ノスリ ・・・でしょうか?
私にはトンビとノスリの違いがわかりません
難しい・・・ですね!








クマゲラの森




 
 




これはオジロワシ















 


  西岡公園で会ったこのリス君の武勇伝をお話しましょう。2匹のうち、積極的なこの子は、クルミを抱えて木に登り、カラを見る見る真っ二つに割るとあっという間に食べてしまい、次に「イタヤカエデ」の木に登っては、その樹液(メープルシロップ)を、ペロペロと舐めていました。そのうち、何を思ったのか、突然、数メートル奥にある木に駆け上がったかと思うと、その木の枝先におとなしく止まっていたカラスに向かって、「ガッ」と吠えながら、飛びかかったのです。直接、その体にタッチはしませんでしたが、カラスは慌てふためいて飛び立っていきました。
 こんなに積極的に自分からカラスに飛びかかるリスを目撃するのは初めてのことでした。
貴重な体験に感謝!!






 










 



















 
 
















 
 





キジ  雉
キジ目 キジ科








ムクドリ 椋鳥
スズメ目 ムクドリ科