花と光と風と・・・

　秋彩々　水辺のカモたち　　October　2014

シロカモメ

　そろそろ秋も深まり、渡り鳥が到来する季節になったようですね。ボチボチと、渡りの情報が聞こえる頃となりました。けれど、全体的にやはり例年に比べて、圧倒的に数が少なく、異変を感じ心配する声が聞こえてきます。
　
　秋の浜辺、何か渡ってきているかな？…と期待して来てみたら、私が波打ち際に近づいた瞬間に、数羽の小さなカモメの群れが飛び立ちました。私の目の前をかすめながら飛んでいくその姿をチラリと観察すると、その頬には、あの黒っぽい模様がありました。どうやら「ユリカモメ」だったのでしょう。
　しばらくすると、目の前に、ペアのシロカモメが現れ、私のことを全く気にする風でもなく、ず～っと、海の方を並んで見つめていました。
とても素敵な光景でした。

　去年は、同じこの浜辺で偶然に「ミヤコドリ」の仲良しペアに遭遇しましたが、今年も来てくれるのでしょうか。どうか無事にまた飛来してほしいと願わざるをえません。