花と光と風と…
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年の瀬のオオトリは…  December 2014









オジロワシ   尾白鷲
(タカ目  タカ科)

通常、サハリンやカムチャッカなどロシア極東
地域から南下しますが、このツガイは
石狩エリアで越冬し、繁殖しているもよう?

 



  年の瀬の恒例歌番組では、番組を締めくくる最後の歌手を、『オオトリ』と言いますね。
この場合のオオトリとは、「大鳥」ではなく、寄席や落語の最後を飾る人=『取り』を意味していて、その最後の最後を飾るという強調から『オオトリ』というそうです。なるほど…。

 今年の鳥撮り締めくくりに、石狩新港方面に出かけましたが、いつものように、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、ホオジロガモ、シノリガモなどが、ウミネコや、オオセグロカモメと一緒に海辺に漂っていました。

 その帰り道、ある凍り付いた川面で、採餌する
「オジロワシ」のペアに遭遇しました。
これこそ今年の「私の鳥撮りのオオトリ」となりました!

 二羽が仲良く、氷上に立ち、一羽が何か餌をついばんでいて、もう一羽は、それを見守るように数メートル離れた場所から、あたりの様子をうかがっていました。そのうちに、カラスがやって来て、「俺たちにも分けてね」とでも言わんばかりに、まとわりつき、ちょっかいを出したりします。でもそのやりとりが、面白く、十分楽しませてもらいましたよ。後でチェックしたところ約30分間でした!

 石狩新港でも、ウミアイサが、何度も何度も海面にもぐりながら、かなり大きなお魚をゲットし、飲み込むシーンを観察できました。その後に、満足げに羽繕いをする姿も可愛かったです。

 また、いつも水面を漂う水鳥たちの「おみ足」を見てみたいな~と思っていると、なんとシノリガモ(シノリンたち)が、岩の上で羽を休めるシーンにも遭遇しました。なんとなくラッキーな思いで、一年を締めくくることができました。




 




 




ウミアイサ   海秋沙 ♀
(カモ目 カモ科)









何度か潜った後、何かをゲット~~!!
格闘しています





 










シノリガモの♀たち
羽休めに(?)岩場に上がって…








ようやく、それを飲み込んだところ
かなり大物だったようで
尾びれは口からはみ出しているのに
のどもかなり大きく膨らんでいますね!!







大きな獲物を平らげた後、
満足そうに、
幸せそうに、
羽づくろいしています







シノリガモ  ♂
シノリンちゃんたち・・・
石狩港の冬の風物詩かな?

いつも沢山で仲良く群れて
プカリ プカリと波間を漂っています






ウミアイサ  ♂
















 




雲の合間から日がさすと
水面に反射して
とってもきれいです!!



 




ウミアイサ ♂

シノリガモ ♀






















ハジロカイツブリ
















 

 



カラスは後ろから突っついたりして
ちょっかいするのが大好きです
































































同じポーズが面白い!
































こちらは、一年前に出会った
オジロワシのペア

越冬し、定住し(?)、
繁殖中と聞きました…
お幸せに!!