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エゾシカ、早春賦 2015












仲良しエゾシカ・ブラザース






 


 北海道で、野鳥や高山植物を探しつつ山野に入れば、当然のことのようにエゾシカ(蝦夷鹿)に遭遇するチャンスは沢山あります。
これまでも何度も遭遇はしましたが、シャッターチャンスをものにすることはできませんでした。

 今回は、森町で遭遇したエゾシカ・ブラザースの仲良しゲンカの最中を、何とかとらえることができました。ケンカに夢中だったためでしょうか、カメラを向ける私には無頓着のようでした。

 エゾシカは、北海道の固有種で、偶蹄目シカ科シカ属ニホンジカ種のニホンジカの1亜種です。 日本にいる鹿の中では最大となります。
以前に、東北で遭遇した「カモシカ」は、天然記念物ですが、同じ偶蹄目(鯨偶蹄目とする説もあり)でも、ウシ科カモシカ属に分類される偶蹄類で、ちょっと違う種となります。

 最近は増殖しすぎたために、駆除の対象となってしまい、可哀想な気がします。

 ちなみにこの2頭は、顔も背格好もほぼ同じ、ただ、一頭は、角の左側が、すでに抜け落ちていました。エゾシカは、角を持つのはオスだけで、毎年一回、4月に生え変わるとのこと。
恐らくは、男同士の兄弟、すなわち、エゾシカ・ブラザースと言ったところでしょう。
この時はちょうど4月で、角の生え変わりの時期だったようです。それで、たわむれ半分に、お互いに角をつき合わせながら、早く角を落とそうとしていたのかもしれませんね。


 





フクジュソウ (福寿草)




 




角を突き合わせて・・・





 




でも本気ではありません
仲良くたわむれている感じ・・・かな











エゾエンゴサク (蝦夷延胡索)













カタクリ (片栗)




 




おなじみエゾリス










このエゾリスは、
赤ちゃんリスたちのために杉の木の皮の
新しいお布団を準備中です
それこそ必死で、むしっては丸めて
巣穴に運んでいました







キクザキイチゲ

純白で本当にきれいでした









エゾエンゴサクの白花
































ザゼンソウ(座禅草)
ミズバショウ(水芭蕉)の仲間です