花と光と風と…
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ホシゴイ・ゴイサギ   Autumn  2016






ホシゴイ (幼鳥)

たいていの幼鳥やメスは、
敵から身を守るためにか
目立たない茶系の保護色を身にまといます
このホシゴイも幼鳥や若鳥時代は
褐色に白いまだら模様があります







ゴイサギ (成鳥)

成鳥になると胸元は真っ白で青い羽根を持つ
とても美しい鳥に・・・
成鳥の色彩になるまでには3年ほどかかり
目の色は黄色から次第に赤へと変化します。
夜に飛びながらクワッと鳴くその声から
「夜烏」の異名を持つとのこと


 




アケボノソウ  (リンドウ科センブリ)

花は5弁で星型。花弁には紫色の点と、
黄緑色の特徴的な丸い模様。
和名アケボノソウの名前は、この模様を
夜明けの星空に見立てた名前。
別名キツネノササゲ。


 




オオアワダチソウ  (キク科)







 




 
  ゴイサギの名前の由来は、醍醐天皇の時代に遡ります。
 
 『平家物語』によると・・・、
ときの天皇、醍醐(だいご)天皇が、池にいたこの鳥を見つけ、捕えるように家来に命令しました。鳥は、家来が近づいても逃げることなく、おとなしくつかまりました。

 天皇は、命令にさからわず神妙であると、ゴホウビに五位の位(くらい)を賜わり、それからこのサギは五位のサギ、ゴイサギになったというのが、その名前の由来だとのことです。 

ちなみに「五位」とは、古代日本の律令制の導入に伴って定められた、貴族や役人の「官位」や「官職」に由来するもので、
「一位」から「五位」が貴族の位とされ、
「六位」から「八位」そして「初位」までは、
朝廷に仕える役人に与えられた位だったとのことです。


 ・・・なるほど、かの醍醐天皇より、直接に命名された鳥だったとは!・・・驚きです。








マツムシソウ  (マツムシソウ科)

本当に会いたかった花です











白いヒルガオ

ふっくらとした純白の花
とても上品で気に入りました









ツリガネニンジン  (キキョウ科)















 


まだホシゴイ(幼鳥)ですが、
ちょっと大人に近づいた??
少し青みが増してきたような???








センニンソウ  (キンポウゲ科)












ベニシジミ










成鳥:ゴイサギ