花と光と風と…
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初秋の恵山・センブリ  Autumn  2016





秋色に染まり始めた恵山 (618m)









 秋の気配を感じるこの頃、恵山の様子を見に行ってみました。恵山には青空が良く似合う…。
ダイナミックな岩肌は、雄々しくて、歩いているととても心地よい気持ちになります。
 ここ北海道ではほとんど他では見られなくなったという和漢薬(当薬)のセンブリに会うことができました。本州では割とどこにでも生えていて、とりわけ写真を撮ろうとも思わなかったのですが、こちらでは珍しいと聞くと、変なもので、会いたくなるものなのですね。
 それに関して「希少価値」ということの意味を、この頃考えるようになりました。
どんなに美しい花や、野鳥でも、頻繁に目にすると飽きてきて、その価値が感じられなくなるけれど、それほど取り立てて魅力があると思われないものでも、それがレッドデータに登録されたような絶滅危惧種だったり、めったにお目にかかれない存在だったりすると、途端に途方もない価値ある存在となることがあるものだなどと考えたりもしました。(決してセンブリの事をけなして言っているのではありません。一般論としてです)
 


センブリ

 




向かいの小山から見た恵山











右端の高いお山が海向山









良く見ると、やはり美しいものですね





エゾノコンギク

 











 




ヒメアカタテハ















 










 




恵山つつ山公園の上にある前山展望台











恵山のお隣には岬展望台
その向こうには、何処までも蒼い津軽海峡
そして遥かその向こうには下北半島が…








 




ハナアブ (フタホシヒラタアブ)
とても大事そうにオシベを抱えています





 



























…本当に繊細な美しさ
大好きになりましたよ♪