花と光と風と…
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羊蹄山 エゾノツガザクラ  Summer  2016





旧名「後方羊蹄山」: 蝦夷富士(郷土富士)

現在の国土地理院の表記:「羊蹄山」(1969年より)

アイヌ名:マッカリヌプリ、マチネシリ(雌山)

(この写真は数年前のもの、登山当日は曇りでした)



エゾノツガザクラ

濃いピンクの原種のみがあるのは、羊蹄山のみ。
大雪山などには、アオノツガザクラや
ニシキツガザクラなどの雑種、中間種があるため
原種に会いたければ羊蹄山に・・・
と言われています。


 


憧れの「羊蹄山」に登ってきました。通称:羊蹄山と呼んでいますが、正式には「後方羊蹄山」(しりべしやま)として、日本百名山に登録されています。
恥ずかしながら、「後方羊蹄山」があるなら、きっとその対になる「前方羊蹄山」なるものもあるのかと、思っていた時期がありました。

その後、調べてみた結果、
アイヌの人たちは、羊蹄山の南東にある尻別岳(1,107m)のことを、羊蹄山(雌山)に対する雄山として、ピンネシリ(雄山)と呼んでいたことがわかりました。その尻別岳(ピンネシリ)は、一部の愛好家の間では、前方羊蹄山と呼ばれているとのことです。…良かった!!

羊蹄山は、1,898m
1合目からしっかり登るので、標高3,776mの富士山に5合目から登るのと、さほど変わらない本格的登山だと言われます。大学生の頃、サークルの仲間と一緒に、極めて軽装で、富士山に登ったことがありました、ジャージのパンツとズック靴だったと記憶しています。その時は若かったこともあり、楽しい思い出だけでしたが、今回はかなり体力的にもきつかった…です。やはり年齢の差でしょうか?日頃の運動不足からでしょうか?
反省しました。

もう一つの反省は、もう一台のカメラとバッテリーの予備を忘れてしまったこと。今回の最大の目的は、山頂付近にある「エゾノツガザクラ」の原種との出会いと、その写真撮影でした。それなのに、ようやく9合目の避難小屋の付近に咲くエゾノツガザクラに出会い、感動しつつの撮影中に、唯一持参のバッテリーがアウト!…となってしまいました。おまけに予備のカメラも無いことに気づき、私の頭は真っ白状態でした。さらには下からガスが立ち込め始め、頂上からの景色もアウト状態。かろうじて、その花の原種に出会えたことが慰めでした。

 そう、私のまだ見ぬ「そこにしか咲かない花」の探求は続きます・・・!





湧水の取水口

羊蹄山に降り積もった雪が解けて
地下から湧き出した天然水です

4ℓほどバックパックに入れて出発しました










真狩コース入口

手前には、素敵な整備された
キャンプ場があります

(初心者用)・比羅夫コース・真狩コース
(熟練者用)・喜茂別コース・京極コース
・・・と言われます

通常、登りに4時間半~6時間ぐらいです
 









 




スキーヤーたちが
夏場の訓練で、疾走…すごいスピードでした










倒木やがけ崩れもありました











ゴゼンタチバナ

















 




新山小屋(避難小屋)

中にはバイオトイレも完備
宿泊もできます
でも、食料や水は持参です

11時前なのですが、ガスがかかりはじめました

 




エゾノツガザクラ

出会いの感動もつかの間
・・・バッテリー切れで、撮影はここで終了・・・





 




エゾノツガザクラ
(原種:純血種)

この羊蹄山にのみ、生息するという
エゾノツガザクラ原種
まじりっけ無し・・・です





(比較の為に、2012年に大雪山系で出会ったツガザクラを載せます)
 





アオノツガザクラ

(大雪山:雲ノ平)







アオノツガザクラ

(大雪山:黒岳)







ニシキツガザクラ

(大雪山:赤岳)


 




コエゾツガザクラ

(大雪山:小泉平)

 




勿論、エゾノツガザクラらしき原種に近いものも
あちこちに点在しています








 




ニシキツガザクラ ?

(大雪山:黒岳石室)