花と光と風と…
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アサギマダラ  Summer  2016






初めての出会い!
山道を歩いていたら、目の前に、あのアサギマダラが・・・










ノリウツギの花の蜜を
夢中で吸飲しています。








  アサギマダラ (Parantica sita niphonica)
    タテハチョウ科 マダラチョウ亜科

 アサギマダラは、季節により長距離移動(渡り)をする日本で唯一の蝶です。
それも、その距離は、南は台湾、沖縄の八重山諸島から、北は北海道(?)まで、約2000kmもの長距離を年に2回、行き来するそうです。

 その移動状況を詳しく把握するために、様々な個所で、捕獲したアサギマダラに、その場所と、捕獲年月日をマーキングして、また大空に放つという調査が行われています。

 アサギマダラの雌雄の別は判別が難しいのですが、実は決め手があります。アサギマダラのオスの後羽根(後翅)には黒褐色の大きな斑紋があります。「性標」といいますが、メスにはこれがありません。故に、この左の写真の蝶は、オスだということがわかります。

 1000~2000kmもの長い長い旅を、年に2回も繰り返しながら生き抜く、その神秘に満ちた生態の一部でも知りたいと思ってしまいます。
いずれは解明されるときが来るのでしょうか?







 










 





ヨツバヒヨドリ

アサギマダラの大好物と言われます。
実は、この花には毒があり、
それを吸引することにより、鳥などから身を守る
と共に、その毒をフェロモンに変換して
メスをひきつけるのだとか…
































コキマダラセセリ

カセンソウの花の上で…





 






ツリガネニンジン




 





キツリフネ








イチヤクソウ

珍しいくらいに大ぶりな花でした







ギンリョウソウ

これを見ると、いつも「ムーミン」の
しもぶくれの可愛い顔を思い出します。


 














ツリガネニンジン













キンミズヒキ







 





オカトラノオ












タチギボウシ