花と光と風と…
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クロッカス・元町風景   Spring  2017







クロッカスの花々がまぶしい…






 


 函館市にあるプロテスタント系ミッションスクールの遺愛学園は、早春に美しいクロッカスの花が見事に花をつけ、春の訪れを告げてくれることで知られています。

 女子中学と高校が隣接する校舎の裏手には、ホワイトハウスと呼ばれる旧遺愛女学校宣教師館があり、その周囲一面が、春先には白と青色のクロッカスでにぎやかに染められるのです。
この建物は、国指定の重要文化財となっており、明治時代からの風情ある佇まいにも、心癒されるものを感じます。

 また、この遺愛高校は、かの「石川啄木」の遺児であり長女の「石川京子」の母校でもあります。

 啄木の長女京子は、6歳で父を、7歳で母を失い、その後は祖父母の元で妹の房江とともに育ちました。そして遺愛女子高に進学し、その在学中に、新聞記者の男性と出会い結婚します。父啄木は、小学校の代用教諭の他に、小樽や釧路では、家計を支えるために新聞記者として働いてもいました。その人の中に、京子は、父啄木につながる面影を感じたのでしょうか?やがて2人の子供に恵まれた母としての喜びの中、父母と同じ肺結核で、24歳にして他界しました。

 この地に立ち寄るたび、女学生としてこの周辺を散策していたであろう、京子の姿を想像してみたりします。











クロッカスの咲き乱れる牧師間の周りの
裏手には、真っ白なスノードロップスの群落が…
林の中で、清楚に咲いていました。










早春を告げる福寿草も…





マンサクの花 (亀田川沿い)

実は、初見です!?



 




スノードロップス

釣鐘のような不思議で精妙な形
思わず見入ってしまいます









函館山の旧登山道コース入り口






 




函館山登山口にある
ふれあいセンター










函館ハリストス正教会

(ロシア正教会)









マルバマンサク

香雪園(見晴公園)にて











旧函館区公会堂












函館聖ヨハネ教会

(英国聖公会)