花と光と風と…
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太鼓山・ホンドテン   Spring  2017





厚沢部のエゾノリュウキンカの群生地
ちょっと、最盛期を過ぎていたようでしたが…







この「太鼓山」の看板の少し手前が
その『音』の鳴る不思議なポイントです!





 


 掲載が遅れましたが・・・

 今年の4月中旬に、厚沢部にある『太鼓山』に登りました。このふもと付近にある『花の谷』は、エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)の広大な群生地で知られています。そしてその群生地に沿うように、カタクリやエゾエンゴサク、キクザキイチゲなどが咲き乱れる美しい坂道が続きます。
 その春の妖精たちに合いたくて晴れた日を選んで訪ねてみました。

 途中でであった3人の陽気な女性たちと合流し、早春の花情報を分かち合いつつ、頂上を目指しました。2枚目の写真は、 「太鼓山」と書かれた頂上の看板です。長年の風雪に耐えてきた、歴史を感じさせられる姿です。

 この頂上のある場所でジャンプすると、「ぽ~ん」という太鼓をたたくような音がすると言われます。なんでも、その下に空洞のエリアがあるからだとか。
 でも多くの人が、まるで「まゆつば」のように言っているのを聞いたことがありました。実際、私も、去年、一昨年と試してみましたが不発でした。

 ところが、今年は初めて成功!!
本当に「ぽ~ん」と鳴りましたよ!
その場に居合わせた皆様のおかげです。
確かに、ジャンプして着地した時に、音の響くポイントとなる場所があるようでした。
すごい!!

 また、茂辺地にあるキャンプ場では、目の前を走る「ホンドテン」に出会いました。
勿論、初見です。
まさに図鑑どおり(?)、黄金色の体に、真っ白なお顔と耳でした。
そして、後姿は子猫のようですが、横から見ると、長~い胴と、長~い尻尾。やや短めの四肢という典型的なテンの姿でした。あせりすぎて、写真は証拠写真程度にしか取れませんでしたが、本当に感動的な出会いでした。

 








水辺のエゾノリュウキンカ











麗しきカタクリ姉妹たち


















 




花の谷











エゾノエンゴサク






 




乙部港
・・・奇岩が続きます。











キアゲハ









 福寿草











なにやら、子猫のような動物が・・・
ふり向いたお顔を良く見ると、
黄色い体に、真っ白な顔の
ホンドテンでした!!!

あわてて車の中からカメラを出したときは
遅かりし・・・で、道路わきの川原に
逃げ込む直前でした。






その直後、車道を走る私の車に
並ぶ形で、その道路に並行する
川沿いの林道を
長い胴をくゆらせながら
走るテンの姿が見えました。
感動!!!
ついに、ホンドテンに出会えました!





真っ白なダイサギ

水辺の白い花はミツガシワ