花と光と風と…
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高尾山の散策①  Spring  2017





高尾山 薬王院










 


 ゴールデンウィークの前に、お仕事の関係で、
本当に久しぶりに東京に行ってきました。その週末の2日間、高尾山に登ることにしました。学生時代を含み10数年東京に住んでいたことがありましたが、高尾山に登ったのは初めてでした。
 高尾山は、標高599mというお手軽感と、都心に近いという立地条件もあり、日本で一番登山者の多い山だといわれます。
 勿論、その魅力はそれだけではなく、人工的な自然破壊から徹底して守られてきた自生種、固有種などの豊かさであり、尽きない魅力を秘めた山だと、つくづく思います。季節ごとに訪れて、その霊気に浸りたいと心から思いました。 とりわけこの高尾山には、「天狗が住む」と言われ、天狗信仰が至る所に感じられます。
 ネットで調べると、様々なスミレにも逢えそうなので、即、直行しました。 残念ながらアオイスミレの時期は過ぎていましたが、タカオスミレ、ヒカゲスミレ、コミヤマスミレ、エイザンスミレ、ニオイタチツボスミレ、ヒメスミレサイシン、マルバスミレ(ケマルバスミレ)、ツボスミレ、タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、ケイリュウタチツボスミレ、イブキスミレなどなどにも出会うことができました。
 この高尾山の名を冠したタカオスミレは、その独特の紫色の美しい葉で知られていますが、残念ながら花はほとんど終わっていました。ただ、初見のマルバスミレや、コミヤマスミレの新鮮な美しさに出会い、本当に感動しましたよ!ニオイタチツボスミレも最高でした!








マルバスミレ
(ケマルバスミレ)








たこ杉



 


「苦抜け門、 三密の道」

(ご両親にも本人にも
了解を得て撮影しました!)
 




石楠花のやさしい姿
癒しを感じます












 























 


ムラサキマムシグサ
(サトイモ科テンナンショウの仲間)


 




ほんの一瞬の夕立の後、
きれいな虹が見えました!
見えますか???


 












「洗心の山、祈りのお山」
…本当に、心が洗われる、清められる気がします






ヒメスミレサイシン

良く似た白いスミレが沢山ありましたが
この葉は、スミレサイシンの葉と同様でした
マルバスミレと花は似ていますが、
葉は全く違います!