花と光と風と…
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オオルリ、野生ラン  Summer 2017





オオルリ ♂ (大瑠璃)

数年前に、札幌の北海道神宮で出会って以来、
本当に久方ぶりの大瑠璃の美しい姿に
うっとり・・・でした。





サルメンエビネ (猿面海老根)

予期しないところに、咲いていた
美しいこの「猿面海老根」の姿に
びっくり・・・ドキドキの瞬間でした!

 


 (6月~8月まで、忙しくて更新できず、たまってしまった写真を、順次、掲載していきます)

 これは6月の初め、函館山の散策中に、偶然出会えた「オオルリ」の写真です。戦前、戦中と数十年間、一般人の立ち入りが禁止されていた為、この函館山には、北海道の植物の約3分の1に及ぶ、600種が温存されているとのこと。
その為、雪で覆われる冬季以外は、様々な草木が生い茂る為、野鳥類は、「声はすれども、姿は見えず」の状態がほとんどです。

 そんな中、幸運にも偶然に、このオオルリに出会えました。いくつかの野生ランを探している最中のことでした。きれいな鳥のさえずりに、目の前の枝に目をやると、すぐ手の届くような範囲に、この美しいオオルリがとまっていました。
「森の宝石」の名に恥じない美しい瑠璃色の鳥でした。

 この函館山には、沢山の野生ランも生息しますが、近年、盗掘の害がひどくなっていると聞きます。どうしてそういうことをするのか、理解に苦しみますが、皆の共有の財産として、大事に保存していきたいものです。














コケイラン (小恵蘭)

薄暗い林の中で、木洩れ日のスポットライトを
浴びて、輝いていましたよ!








ノビタキ ♀






この出会いは6月で、ちょうど
冬毛から夏毛に衣替えする時期でした。
それがマダラ模様の理由です!




 

エゾサカネラン (蝦夷逆根蘭)

菌従属栄養植物なので葉緑素を持たない
・・・と書かれてあります。
既に盛りの時期を過ぎていたので、あまり
丁寧に観察できませんでしたが、来年に
期待しましょう!





サイハイラン  (采配蘭)

・・・でも、このきれいなピンクの色合いを見ると
ひょっとして近似種の「藻岩ラン」に、
より近いのではと思ってしまいます。



 




鬼ぐるみを2つに割り、夢中で
かじりつくこのエゾリス・・・
よく見たら、やはりママリスのようです。
授乳中のため、お腹が空いているのですね!
子育て、頑張ってね!














 




エビネラン (海老根蘭)










クマガイソウ (熊谷草)











サカハチチョウ (逆八蝶) 春型










可愛いシマリスが・・・

本人は、入り組んだ細い枝に隠れていると
思っていて、安心しているのでしょうね!
私をじっと可愛い目で観察していましたよ。











ハクサンチドリ (白山千鳥)