花と光と風と…
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エゾリス & ツルニンジン  Summer  2017





何か見つけたかな???



今年登場回数の多いクジャクチョウ






 


 久しぶりに、『市民の森』に立ち寄ってみました。アジサイはほとんど終盤で、ところどころに遅咲きの大輪の花を咲かせている株がありました。
 駐車場には大型の観光バスが並び、沢山の観光客が乗り降りしていました。

 そんな中、ベンチに座ってソフトクリームを食べていた私達の目の前に、可愛いエゾリスが登場しました。ここのエゾリスは、餌付けは全くされておらず、人には無関心のようです。

 やがて、2匹の若いリス同士で、追いかけっこが始まりました。緩やかな坂道をはさむように、大きなクルミの木と栗の木が並ぶ場所で、お互いに餌を取り合ったり、忍者のように高い木の枝を次から次へと飛び回ったりしながらじゃれ合っていました。

 場所は違いますが、函館山散策で、ようやく念願の「ジイソブ」=「ツルニンジン」に出会うことができました。そのツルニンジンとのコラボです!

 「ジイソブ」「バアソブ」という面白い植物の名前を始めて耳にしたのは、数年前。雨竜沼高原に登った時でした。正式には「ツルニンジン(蔓人参)」といいますが、その花の内側にあるソバカス状の斑点が、老人のソバカスに見えることから、名づけられたようです。「バアソブ」は、「ジイソブ」より一回り小さいからとのこと。
 ここ函館山には、ジイソブのみ自生しているようです。
 
 わたし的には、恥ずかしげにうつむき加減の可愛らしい乙女のように思えますが・・・、どうでしょうか?









ツルニンジン (蔓人参) キキョウ科

別名:「ジイソブ」

函館山でついに見つけた・・・
念願の花






どうやら、クルミを見つけて
ライバルに取られないよう、木に登ります






 




う~ん、
美味しい~~~






 




真下から覗いたツルニンジン

こ~んな感じでした!
 




このぶら下がった感じが
とても風流ですね
 




食べる、食べる

ひたすら食べる・・・









こ~んな感じで、
がっつりとかぶりついておりましたよ~~~

冬を前に、たっぷりと栄養補給してくださいね!




 






 









 




ツリガネニンジン (釣鐘人参) キキョウ科

ミヤマシャジンや、ヒメシャジンに
よく似ていますが、これは、
沢山の花が何段かに「輪生」
しているので、それと分かります






ヒメシャジン (白花) キキョウ科

ツリガネニンジンに良く似た仲間ですが、
ツリガネニンジンは、花も葉も「輪生」します。

それに対して、シャジンの葉は互生、対生で、
花も一つの茎に1~数個だけつきます
ミヤマシャジンは、一つの茎に1個の花
がつくのが通例のようです
でも地方によって変種が多く難しいですね
 
 




初秋を告げるトンボ

アキアカネ






おまけ・・・



一年ぶりに、函館山の「例の場所」で、
アサギマダラと懐かしい再会を果たしました!

また会いたいな・・・と、去年のあの感動的な出会いを思い出しつつ
歩いていると、なんと奇跡的に同じ場所で
私を待っていてくれましたよ!