花と光と風と…
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北狐とオオバンと白鳥の水辺   Winter  2017





大沼公園の冬でも凍らない鳥の楽園
「セバット」


 


雪と氷に閉ざされた冬場にも、様々な生き物の
息吹は、あちこちに感じられます。
みんな春の訪れをじっと待ちながら
命の鼓動をときめかせています。

この大沼公園のセバットと呼ばれる場所は、
大沼と小沼の交わるエリアで、唯一、真冬でも
凍らないため、野鳥の憩いの場となっています。
毎年、冬場には多くの観光客や近隣の人たちがやって来て、エサを与える光景が見られます。

けれど、今年は鳥インフルエンザの危険が出たという事で、エサを与えるのはご法度となりました。
そんなことはつゆ知らず、例年のように、冬場の栄養補給を期待してやってきたオオハクチョウら、野鳥たちは、お腹をすかせ、期待外れの様子でした。
なんだか見ていて切ない気持ちになりました。







オオハクチョウ

水面に映る光の芸術ですね









角度によって、時間によって
水面の光の反射ぐあいが変わり
本当にきれいです

うっとり・・・







オオバン (ツル目 クイナ科)

この道南かいわいで、越冬するバン
普段は見れない この大きな足をみてください
ビックリするくらいの巨大な足でした


 
 
















雪化粧の駒ヶ岳






 











 




2羽のツインズでしょうか

息がホントにピッタリでした





 




おっ・・・、久しぶりのキタキツネ!

何を見つけたのかな ???










じっと、その何かを見つめ

徐々に近づこうとしています















 




こちらは、オオハクチョウの幼鳥です






 




その先には、どうやら雌のキタキツネが・・・
でも、とっても眠たそう・・・
その後、うずくまって眠ってしまいました

私が思うには、なんとなく身ごもっているみたい
眠くて眠くてしょうがない感じでした






逆光だったのが、とても残念!
この大きな愛らしいお目目が
とっても可愛かった・・・

・・・思うに、このエサ(白いカモメ?)は、
最初はこのトビ君が見つけたもので
その後、カラスに奪われた
・・・というのが実情かと思うのですが
お腹がすいて、今にも泣き出しそうに見えました





海辺を覗いたら カモメと違う鳥が・・・
こちらはどうやらトビの幼鳥のよう・・・

その先には、白い鳥を咥えた
カラスが2羽、取り合っていました。

ぼくもそのエサが欲しいんだけど
・・・と言いたげに、じっと耐えていました。