花と光と風と・・・

春がきた！マンサク、ホシガラス　　Spring　2018

マンサク

ホシガラス

春の到来をいち早く告げてくれるマンサクが市街地に咲き始めると、次々に開花情報が聞こえてくるようになります。

先日、市街地の公園で偶然に「ホシガラス」に遭遇しました。ホシガラスは通常、高山帯のハイマツの実を好物として生息する野鳥です。おそらくは高山帯で木の実が不足していて、餌を探しにツガイで市街地まで降りてきたのではと思います。
本当にラッキーな出会いでした。

ただ難を言えば、日当たりではなく、松林の影だった為、その美しい色合いがきれいに写せなかったこと！今度は、是非、明るい日差しの中で、青空を背景に写したいなと思います。
でも、よく見ると、このホシガラスの目のきれいなこと！ウルウルの大きく澄んだ瞳で、本当に見とれてしまいましたよ。

このホシガラスの英名の「Spotted Nutcracker」には、「くるみ割り」という意味があります。
くるみ割り人形というと、チャイコフスキーの有名なバレー劇を連想してしまいます。

ともかくも、せっせと木の実を集め食料として保存することで、それが翌年芽を出し、「森の再生」に一役も二役もかっているという事で、とりわけ有益な野鳥とされています。