花と光と風と…
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ヒレンジャク、 キレンジャク   Winter 2018





ヒレンジャク 緋連雀

悲恋雀・・・ではありません
緋連雀~!

頭にかぶった冠羽がとってもオシャレ

 


北海道では、冬になると大きな群れをなしてやってくる野鳥たち・・・。その中でも一際華やかで目を楽しませてくれるのが、このヒレンジャクとキレンジャクです。

とりわけ真っ白な雪に埋もれて、モノトーンの銀世界となる冬場には、このカラフルな鳥達が彩りを添えてくれ、心をときめかせてくれます。

先日も、数十羽から100羽近くの大群が、たった一羽のカラスにからかわれ、電線をあちこちと飛び回り、羽ばたく様は本当に見事でした。
 
スズメよりやや大きく肥えた感じが可愛いですが、とりわけ大群で連なるように飛び、電線や大木に群れて止まるので、レンジャク(連雀)と名づけられたようです。

キレンジャクの英名:「ボヘミアン・ワックスウィング」の由来を調べると、ボヘミアンとは、「故郷喪失者」で、貧困や政治的な迫害などで故郷を追われた流浪の民を意味します。そう思って眺めるとしんみりとして来ます。
 




今年も、たわわに実った
ナナカマドの赤い実が
小鳥達を誘っています・・・




 




キレンジャク  黄連雀

学名:Bombycilla garrulus
英名:Bohemian Waxwing

次列風切羽の先端部に、赤い蝋状の突起物
があるのが特徴。それが英名の由来です





ヒレンジャク 緋連雀

スズメ目レンジャク科
学名:Bombycilla japonica
英名:Japanese Waxwing


 
 




キレンジャク

こちらは、キレンジャクの群れ
・・・でも、ヒレンジャクも混じっています








ヒレンジャク











ヒレンジャク






 




 



キレンジャクの群れが電線に・・・

ざっと数えても100羽近くはいました!



 




カワセミ






 
















ムクドリ