花と光と風と…
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ヒグマ・蘭の花・オシドリ    2019 Spring





オシドリの仔




オシドリのパパ




オシドリのママ




札幌では、北海道神宮や道庁、北大キャンパスなどで、オシドリ親子の愛らしい子育ての様子を観察できます。
先日訪れた札幌で、道庁前の池に咲くハスの周りを泳ぐオシドリの親子に出会いました。8羽の子ども達を抱えたオシドリママは、優しく逞しく、子育てに一生懸命励んでいました。いつ見ても、オシドリママの子育て風景には、心なごみ癒されます。

また別の日、ついに念願の「クマ牧場」で、本物のクマさんや、今年生まれたばかりの仔グマ兄弟達に出会う事ができました。その愛らしさに感動の連続でしたよ。勿論、野生動物を人工的な動物園で飼育することへの賛否両論を考えざるをえませんが・・・。

昨今は、野幌公園など人里へのヒグマ出没で、またニュースとなり心配ですが、何が原因で彼らを追い詰めているのかを私たちは考えなければならないと感じています。山に餌が無くなり、人里に出没することは、私たち人間が彼らの生息域を犯しているからだともいえるでしょう。
まずは餌を与えないのは勿論の事、
餌となるゴミを放置しない事。
そして何より、山菜採りを過剰にしないこと。
私はこの山菜取りの過剰な風潮に心痛めています。
私たちは、山菜無しでも食べ物に「他の選択肢」はいくらでもあります。山菜は季節の初めに1~2度、その旬の恵みを感謝していただくだけにすべきと思っています。それに代わる食物はいくらでも手に入るのですから。でも彼ら野生動物は、冬眠から目覚めた時に食べて命をつなぐものが限られている事を知らなければなりません。山菜を採ること自体が、彼らの食物を奪い、生息域を犯している事を知って欲しいと、切に願います。
「自然との共生」は、普段からの私たち一人ひとりの心がけ次第だと思います。人への危険回避のために、彼らに銃を向ける前に、私たちが改善すべき事をもっと真剣に考えてみましょう!

 




ハスの上を歩くオシドリの仔





 




オシドリのママは、子どもたちを守ることに
余念がありません
いたずらカラスも撃退します!







レッドリーフ・ローズ
Redleaf Rose
Rosa rubrifolia


ヒグマ (樋熊・羆)





仔熊がそっと近づいてきて・・・
仲良しこよしの光景には
本当に心癒されます・・・





この仔熊は、この木柱が大好き!


 




この愛嬌のあるお目め!!
愛らしくて たまりませんね~~~




 




クマガイソウ (熊谷草)
Cypripedium japonicum Thunb
ラン科 アツモリソウ属 

・・・クマガイソウと、「クマ」の名前が冠されていますが、
これは「熊谷直実」という戦国武将の名前が
その由来です。


 





クマガイソウ (熊谷草)
Cypripedium japonicum Thunb
ラン科 アツモリソウ属

クマガイソウの3姉妹




 



仔熊の4兄弟
保育園の仲良し園児達の
楽しいおしゃべりのよう・・・
いたずら計画の相談かな?!

 





イギリスの童話「クマのプーさん」
そのもののような
愛らしいしぐさです!





コケイラン  (小蕙蘭)
Oreorchis patens
ラン科コケイラン属
 

 




クマガイソウ (熊谷草)
Cypripedium japonicum Thunb
ラン科 アツモリソウ属



 




エゾヒグマ (蝦夷羆・蝦夷樋熊)
ネコ目(食肉目)クマ科クマ亜科クマ属に分類される
ヒグマの亜種で、北海道に生息するクマ
日本に生息する陸上動物としては最大の動物



 




長老の風格が・・・

毛色は褐色から黒色まで個体により様々であり、
その色合いごとに名称が付けられていて、
黄褐色系の個体は金毛、「金熊」
白色系の個体は銀毛、「銀熊」
 


スズムシソウ
Liparis makinoana
ラン科スズムシソウ属














高台にいる観客にアピールして
クッキーをおねだりしています






 




こちらは同期(同い年)の大人熊の群れ
群れで食後のお散歩中・・・





 










野イバラ (野茨)
Rosa multiflora Thunb.

通常、野イバラは純白ですが、
この野イバラはつぼみがきれいなピンク色です
北海道や東北などの寒冷地には
こうしたものが多いようです







この仔熊は、本当にこの木柱がお気に入り
ママの匂いがするのかな?



 この世間をにぎわしている「人里へのヒグマの出没」についてのニュースを聞くたび、思い起こすのは、数年前に聞いた『知床のソーセージ熊の悲しい顛末』の話です。
その記事が気になり、また検索してみました。そして以下の記事に遭遇しました。二度と、こんな悲しい事を繰り返さないためにも、私たちは安易な餌(エサ)やりや、食べ残しゴミの放置をしないように、気をつけなければならないと思います。
是非、この記事を読んでください!去年、やはりニュースで騒がれた「島牧地方」のヒグマも、おそらくは同種のケースだったのではと、思われます。自然との共生、野生動物との共存・・・本当に、考えさせられます。

 人間が彼女(ヒグマ)を殺した 1本のソーセージが招いた悲劇
 


  

モミジバ姫オドリコソウ
Lamium hybridum Vill.
シソ科 オドリコソウ属