花と光と風と…
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 ノスリ飛翔・汐首山、雪虫(函館山、四季の杜)   2020  Autumn








ノスリ  (鵟)
タカ目タカ科ノスリ属
学名: Buteo japonicus
英名: Eastern Buzzard






 さわやかな秋晴れの日、久しぶりに汐首山に登りました。ほとんどのお花は終盤で、それでいながら、鮮やかな紅葉には少し早い、そんな光景の中、頂上付近の斜面で、何か「猛禽類」(英: Birds of Preyの野鳥が獲物を狙っている姿がありました。上空はるかに飛翔したかと思うと、急降下で真下の茂みに突進します。何度かそれを繰り返している姿を見て、思わずカメラを向けました。
残念ながら、お手頃価格のマイ・カメラではこの程度ですが、それでも私にとっては上出来でした。
ひょっとして今までに出会ったことのない猛禽類の一つかも…と、心ときめきましたが、自宅の図鑑で調べたところ、前に何度か遭遇した「ノスリ」でした。
でも、じっくりと観察できたし大満足でした!

 その後訪れた函館山でのお目当ては、菊谷ギクとクサギの実でした。今年も、盛りを過ぎる前に無事に出会うことができました。そして、こちらでも、思わぬ素敵な出会いがありました。
「雪虫」との出会いです!
なんとか今回は、その愛らしい姿を接写することができましたよ!
雪虫との初めての出会いは、室蘭駅のプラットホームでした。目の前に白い小さな小さなふわふわしたものが舞い始め、ついに初雪かと思ったら、隣の人が「雪虫」だと教えてくれました。その後も、初雪前にチラホラと舞う姿を見かけることはありましたが、こんな小さなムシを私のカメラで捉えることができるとは思いませんでした。
今回はなんとか成功!ややピンボケですが、ご覧ください!



 
 




この辺の上空で、ノスリが上昇と下降を
繰り返していました







 




ノスリ

ちょっと面白いポーズでした!

 




汐首山の中腹には、
このコハマギクが、終盤ながらも
頑張って咲いていました!

可愛いコサージュのよう…
 




海の向こうにかすかに見えるのが
函館山です











秋ですね~







 
 




マツムシソウも
なんとか頑張って咲いていましたよ






雪虫 (函館山、四季の杜)
 




ユキムシ  (雪虫)

正式名: トドノネオオワタムシ(椴之根大綿虫 )
カメムシ目・腹吻亜目・アブラムシ科
学名: Prociphilus oriens

雪虫は、「愛称」なのだそう…
 




キクタニギク (菊谷菊)

別名:アワコガネギク (泡黄金菊)

 




 キクタニギク  (菊谷菊)

別名:泡黄金菊
泡のように小さな小さな黄色(金色)の花が
密集するように咲き誇ります








ムラサキシキブ (紫式部)


 




まだ鮮やかな紅葉には少し早かったよう・・・







 




雪虫






雪虫












クサギの実

今年もなんとか間に合いました!
 




頂上付近からは、津軽海峡が
眺められます!







 




雪虫

細長い松の葉に
しっかりとしがみついています




 




雪虫









 



菊谷菊

キクタニギクという名前は、
京都東山の菊渓(きくたに)の菊の意味だとのこと







クサギの実

実が落ちた後のがく片は、
まるで赤いヒトデのようですね!





 




雪虫

こちらは、全身がほぼ真っ白です!

 



















函館山、第一砲台跡から
大森浜方面を望む