花と光と風と…
 Index
コクガン・香雪園のリス ・ホシゴイ?   2020  Autumn





コクガン  (黒雁)
カモ目カモ科コクガン属
学名:Branta bernicla
英名: Brant、
      Brent goose


(上記の写真は、他と同様、私の撮影)

期限切れでエラー表示

コクガン 春季調査 9割確認の野付湾と
国後島泊湾 根室海峡つなぐ動脈に 
北海道【毎日新聞2016年5月8日】





 今年のコクガンの飛来が遅いと心配していた頃、ようやく函館山の麓の漁港近くでコクガンの元気な群れに遭遇しました。そして新しいニュースが!

道新によると、『・・・函館市内の海岸で17日、山階鳥類研究所(千葉県)や野付半島ネイチャーセンター(根室管内別海町)などの共同調査グループが今年3月、発信器を取り付けて同じ海岸から放した渡り鳥のコクガン1羽が見つかった。発信器の位置情報から北極海などで夏を過ごして戻ってきたことが分かっており、グループによると、コクガンの渡りルートがすべて追跡できたのは国内で初めて。』とのことでした!

発信器をつけられたこの固体は、3月に函館を飛び立った後、野付湾などを経て、7~8月は北極海で過ごし、カムチャツカ半島を経由して11月に風蓮湖(根室市、別海町)に飛来。その後、函館に戻ってきたとのことです。
こうして、コクガンは、3月に函館を出発して、12月にはこの地にまた戻り、越冬するようです。
最新のテクノロジーを利用して、野鳥の生態がどんどん解明されていくことにワクワク感を禁じ得ません。個人的には、ユリカモメや都鳥の生態や渡りルートも知りたいと願っています。

また、M川に常駐しているというウワサのあるゴイサギ(ホシゴイ:幼鳥)ですが、最近見られなくなったと聞き、M川をのぞいてみました。すると、ススキ類の枯れ草の中に白い塊が見え隠れしていたのです。よく見える対岸に移動したところ、ゴイサギの若鳥だとわかりました。人に見えないように、上手に身を隠す術を体得しているのですね。(でも、ひょっとしたら、アオサギかな?)

香雪園では、久しぶりに可愛らしいエゾリスのカメラ目線のショットを撮ることができました!
食料が途絶える冬に備えて、食料をせっせと枯れ草の下に蓄えていました。
 




コクガンの群れ

いました、いました
やっと帰ってきましたね~!




 




 




冬の厳しさに負けずに生きる
凛としたたたずまいが素敵です






 




冬の荒波に、コクガンの姿は似合います







 




青い海原に
コクガンのシルエット
首回りの白いレースのスカーフが
とってもエレガント!



 




実は、オオセグロカモメより小さい!

コクガン L 61 cm  (L=長さ)
オオセグロカモメ   L 64c m
オオハクチョウ L 140 cm
ヒシクイ  L 85 cm
マガン  L 72 cm

 




M川沿いの温泉街







 




ススキ類の枯れ草の間に
何やら白い塊が・・・






 




ようやく姿が見えました!
のど元の斑点を見ると、
まだ成鳥にはなっていないようです
10代の若者といったところでしょうか?

でも・・・、後で考えたら?
これって「アオサギ」???

(後記:やはりアオサギでしょうか…)
 




持久戦の中、首を伸ばした瞬間を
パチリ!

(お隣で連写していたご夫妻は
「ゴイサギ!」と感嘆の声を上げていました…)

 




エゾリス (蝦夷栗鼠)
ネズミ目(齧歯目)リス科リス属キタリス種の亜種
学名:Sciurus vulgaris orientis
英名: Hokkaido Squirrel

北海道に生息するリス
 




数匹のエゾリスたちが、公園中を
所狭しと動き回り、
枯れ草のしたの地面を掘り起こしては
エサをあさっていました。
なかなか一カ所に落ち着いて
写真を撮らせてくれません
ようやく目の前の木に登り、
このショットが可能となりました!

(私は、生態系を守るため、
野鳥にもリスにもキツネにも
エサは一切与えません!)

 












 




「あれ?
さっき隠したところはどこだっけ?」






 




地面を掘り起こして
何かをゲット!






 




赤い紅葉のじゅうたん












園内の至るところで見られる「雪つり」。
木に支柱を立てて縄で枝をつり上げ、
雪の重みから守ります。





 
 




掘り起こしては、またまた
何かを埋めています!






こちらも名物!
金森倉庫の
壁登りサンタクロース!!










こちらは、雪つりならぬ、
「クリスマス・ツリー」です
毎年恒例で、カナダの姉妹都市
ハリファックスから、「友好の印」に
送られてくるもみの木です。






私がカナダ在住のとき、ハリファックスには
2度ほど訪れた事がありましたが、
函館と姉妹都市だとは知りませんでした
確かに、港町という点と、
星形要塞などの史跡という共通点がありますね







人力車のお兄さんも
人待ち顔・・・







星形要塞

函館は五稜郭(五角形)、ハリファックスのシタデル「フォート・ジョージ」は八角形です。