花と光と風と…
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ノスリ、猛禽、白い鳥たち  2021  Winter





ノスリ  (鵟)
タカ目タカ科ノスリ属の1種
学名:Buteo japonicus
英名: Eastern Buzzard








 他の野鳥や動物をエサとする『猛禽類』は主にタカ科があげられますが、その中で一番遭遇回数の多いのがトンビ(トビ:鳶)でしょう。その次は、この道南エリアでは、ノスリのような気がします。

 新幹線終着駅の新函館北斗駅周辺に広がる大野平野には、たしかにノスリが通年、留鳥として生息しているようです。また、先日は初めて、函館市内で、オジロワシのペアを観察しました。大沼周辺には冬期に滞在しているのは何度か目撃しましたが、函館市内の河原では初めてでした。データによると、北海道などで越冬した後、春には、繁殖地であるロシア極東部へと戻っていくとのこと。また、相当数は日本で繁殖しているとの報告もあるようです。

 このノスリは、農道を走っている最中に目の前に飛んできて、目前の木のてっぺんに止まりました。まるで自分を撮ってくれと主張するごとくに…! あまりにも突然だったので、脅かさないように車を停車して、フロントガラス越しに撮影しました。ガラス越しでなければ、もっと鮮明な画像だったろうと思うと残念ですが。
ところで、未だに私には、これが「ノスリ」なのか、「ケアシノスリ」なのかの確固たる判定基準がありません。本当に難しいと思います。でもやはり「ノスリ」の方でしょうね。

 年末年始には、オジロワシとオオワシに函館市内の河畔で出会いました。かなり遠景ですが記念なる証拠写真です。

 また新年になってから出会った「白い鳥たち」=オオハクチョウ、ダイサギ、シロカモメとのコラボで並べてみました。


 












 




オジロワシ  尾白鷲

遙か遠くに豆粒より小さく見えました





 




2羽目の オジロワシ







 




オオワシ   大鷲

遙か遠くに飛んでゆきます
見えますか?
今まで見たこともないほど近くを飛んでいたのに
カメラを向けているうちに
あっという間に、遠くへ遠くへと
飛んで行ってしまいました~!

 




恵山方面







 




シロカモメ  白鴎

オオセグロカモメの群れの中に
ようやく一羽のシロカモメを
見つけました!


 




同じ場所にいたシロカモメですが、
打ち寄せる波の変化で
ずいぶんと印象が変わりますね




 




コクガン






 




ホオジロ  頬白

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
学名:Emberiza cioides
英名: Meadow Bunting
Siberian meadow bunting



 




雪をかぶった函館山








 












 




ダイサギ   大鷺








 









 




成鳥と幼鳥のオオハクチョウ

成鳥になると真っ白に変身しますが、
その前は、汚れたようなベージュ色です

これは成鳥間近で
大きさはほぼ同じです
 




オオハクチョウ








 




サケのホッチャレをついばむ
マガモ







 




ケアラシに煙る函館山

ケアラシは、冷え込んだ日の
早朝に見られる現象ですが…





 




一日中、氷点下だった日。
昼下がりの函館湾には
午後でもケアラシが…