♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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初冬 ・ ヒメシジュウカラガン ・ 渡り鳥 ・ 冬の実 ・ ヤドリギ   2023





これからの長いフライトを前に
栄養補給に余念が無い野鳥たち






シラカバ   白樺
 

 2022 シジュウカラガン・ハクガン







 いよいよ、年の瀬。あっという間の一年でした。
とりわけ、コロナ禍以降、世界中に不穏なニュースが流れるようになった気がします。

 これ以上、人が人を傷つけることがありませんように。人が自然を破壊することがありませんように。人が地球を痛めることがありませんように。
…と願いつつ、来年は少しでも良い社会となり、
良い世界となりますように。
子供たちの為にも、少しでも希望のある、明るい未来を創るために、頑張っていきたいと思います。

 もうほとんどが南方へ向かったと思いきや、まだ長都沼周辺には沢山の渡り鳥たちがいたことに驚いています。今年もようやく、シジュウカラガンに会うことができました。英語では「カナダ・グース(単数)=カナディアン・ギース(複数)」で親しまれている野鳥で、私も特別な思いがありました。日本を通過するのはその亜種で、親戚(近縁種)になります。その数十羽ほどの群れの中に、少々違った感じの小型の鳥がまぎれていました。幼鳥なのかもしれないとも思いましたが、自宅に帰ってネット検索すると、どうも亜種の「ヒメシジュウカラガン」のようです。それらしき写真の載ったリンクを貼りましたのでご覧ください。
 木々を彩ってきた緑の葉や花々が枯れて無彩色になるこの冬枯れの時期に、ひときわ彩を添えてくれるのが、ヤドリギやナナカマドの赤い実です。空の青と白銀の雪に埋もれたモノトーンの世界では、ヤドリギの鮮やかな緑はひときわ輝きます。そういう意味でも、ヤドリギは生命力と永遠の命を象徴する植物として、西洋世界では親しまれてきたのです。
 私はヤドリギの実は赤いのが当たり前だと思ってきましたが、本州では、圧倒的に白い実が優勢のようです。ちなみに、この赤い実を持つヤドリギは、アカミノヤドリギ、またはアカミヤドリギと呼ばれます。

 来年が、少しでも良き年、幸せな年となり、希望のある日々となりますように!
 
アカミヤドリギ
ヒレンジャク
カナダガンとシジュウカラガンは別種

「従来、カナダガンの亜種とされていたが、
現在は別種となった。 2004 年、アメリカ鳥学会
はカナダガンを二つの種に分類した」(Wikipedia)

スミマセン!勉強不足でした!
アカミヤドリギ
ヒメシジュウカラガン

一見、小柄でちょっと違う風貌の
亜種が・・・
シジュウカラガンの幼鳥かな?
と思い、調べてみました

ヒメシジュウカラガン ?…かな?
枯れ葉を落とした木々には
沢山のヤドリギが…
ヒメシジュウカラガン

カナダグースの仲間で
一番小さい亜種
くちばしが小さく短い
シジュウカラガン

前面、のど元には
大きな白い首輪が
ヒメシジュウカラガン

となりのマガンが
「一体、どうしたの?大丈夫?」と
気遣っているよう…
なんだか心温まる雰囲気でした!
ヒメシジュウカラガン

頭部が小さく
くちばしが短く小さい
首元の白い線が無いか
あっても極めて細いか不完全
ナナカマドの実をついばむ
ヒレンジャク
こちらもヒメシジュウカラガン…?
ハクガンの飛翔
のど元の下部に黒い羽毛がはえて
頬の両側の白い大きな班が、
左右に分断されているタイプ
頬の両側の白い部分が
のど元の下部で
つながっているタイプ
シジュウカラガン & マガン

ほぼ同じ大きさです
ナナカマドの実
ハクガン マガン
ハクガンの親子

真ん中が幼鳥
その隣の後ろ向きの子は
可愛いエプロン姿のよう…
ハクガン & マガン
この子も、くちばしが短い為

ヒメシジュウカラガン ?



キレンジャク



ノスリ

とても凛々しい雄姿でした!
逆光の為、黒っぽいですが

マガンです
ハクガン
今年も 沢山の感動をありがとう!
また、会いましょうね!
ハクチョウのペア
お元気で !