♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
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 フクロウ ・ クマゲラ ・ 春の花   2023





エゾフクロウ   蝦夷梟 (成鳥)
学名:Strix uralensis japonica
英名:Hokkaido Ural owl


エゾフクロウとは 



  今年は、生まれたばかり(巣立ちしたばかり)のヒナフクロウ4羽と、その親に出会うことができました。これまでも10年間、何度か出会いはありましたが、今回は最高の出会いでした。
 私と4羽の仔フクロウとは約20メートル程の距離、その真ん中、ほぼ10メートル程のところに母フクロウが陣取っていました。そこから子どもたちを見下ろし、時々首を回して背後の私達を見つめます。子どもたちの安全を確認しているのでしょう。

 翌週に、同じ公園入口付近の住宅街で、カメラを構えている人の姿を見かけました。
ピンときた私は、そっと車を路肩に止め、カメラを準備してその人が向けているカメラの先を見つめました。やはり案の定、特別な被写体でした。なんとクマゲラだったのです。カラスサイズの真っ黒な体に赤いベレー帽を被った可愛い幼いクマゲラが民家の路上でエサ探しをしていました。木の陰に身を隠しながらこっそり近づく私に気づきもせず、一生懸命エサをついばんでいます。その差、ほんの1~2メートル、こんな近距離からの観察は初めてでした!その間にも、甲高い声で上を見上げながら「キョンキョンキョウウン~~」と叫び声をあげます。するとはるか樹上から同様な声が響いてきます。おそらく親と会話しているのでしょう。「ここには沢山エサがあるよ!大丈夫だよ!もう一人でも!」と自慢げに答えているように感じました。勿論、ド素人の私ですから勝手な想像ですが・・・!
 しばらくしてその子は、森林公園の林に向かって元気に飛んでいきました。こうして、仔クマゲラの巣立ちは無事に成功したようでした!頑張って生き抜いてね!
 





スイセン & ニリンソウ


 




10年前の写真






今年は4羽が誕生したようですが
いつも4羽のうち、1羽がそろいません
でも、それぞれみんな仲良しで
可愛いですね~~~







オオサクラソウ


 




 




この子は4羽の中で一番最後に
孵化した末っ子だとか…
一番体が小さくお目々が大きい!



 




枝の間から覗いてみると…

 




面白い表情が見えてきました





 


賢そうな親フクロウ

 


こちらは4羽のうち最初に孵化した子
多分???
 




ヨツバヒヨドリ & バッタ




 


本当に可愛い末っ子です!
 




こちらは歩道上に着地したクマゲラの仔!
赤いベレー帽は後頭部だけなので
これは♀ですね!
(♂は額から後頭部まで広範囲に赤い)


 




アザミ


 









 




冒険心、好奇心に満ち満ちています





 









 




オオカワトンボ




 




ツバメオモト





 







 









 














シラネアオイ & ニリンソウ















 




その翌日、私が森林散策を終えて、
帰路に差し掛かった時、甲高い声で
「キョンキョンキョウ~~ン」と鳴きながら
一羽の大きな黒い鳥が飛んできて、
目の前を横切り、遊歩道脇の木に止まりました。

 




キケマン


 




サンカヨウ




 




なんと、クマゲラでした。
それも、とびっきり大きい成鳥でした。
その鳥はまた大きな声で鳴きながら
私の目の前を右へと横切り
大きな木にまた止まりました。
まるで私に挨拶しているように・・・。
ただ連写モードへ切替える最中だったため
そのシーンは撮り逃がしてしまいました
残念~!!!
ひょっとして、昨日の雛クマゲラのママ???