♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
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タンチョウ ・ ミコアイサ ・ カワウ    2023





タンチョウ   丹頂
学名:Grus japonensis
英名:Red-crowned crane
ツル目ツル科ツル属

3羽のタンチョウがいました!
丁度、向こう岸に渡ろうとしているところでした




 去年の10月~11月、これまでに無いほど多くの感動を与えてくれた渡り鳥にまた会いたくて、時期尚早かと思いつつも、沼地、遊水池を訪れてみました。
なんと到着一番に、タンチョウの親子3羽が岸辺から向こう岸へと渡る場面に遭遇しました。
おそらくこの3羽は、去年の11月に見かけた親子のようでした。ただ、当時はまだ薄茶色の頭部をもった幼くあどけない様子でしたが、今回出会った若鳥は両親とほとんど差が無いほど立派で、はっきりした白黒に真っ赤なベレーを被った姿に成長していました。
 その3羽は手前の岸から向こう岸にユックリと渡り、その後、不思議な儀式(?)を展開したのです。後で調べてみると、おそらくそれは、「子別れの儀式」だったのではないかと思います。典型的な一夫一妻のツル夫婦は、子育ても仲良く連れ添って成し遂げます。そして翌年の2~3月、大きく成長した我が子を送り出す「子別れの儀式」をするのです。時には父親が甘える我が子を追い出し、自立するよう促すそうです。私はその場面を目撃したのでしょうか?なんと光栄な…!
 
 




3羽が連れ添って、
ユックリと渡っていきます

この後方右側が、若鳥です
親と比較して、黒い尾の部分が小さい

 




3羽のタンチョウ親子
真ん中の幼鳥は、すでに頭頂が赤色に…
2023年3月



 




2022年11月 (去年の暮れです)

同じタンチョウ親子だと思われます
真ん中の幼鳥は、まだ頭が薄茶色


 




向こう岸に渡った3羽が不思議な儀式を
始めました。
真ん中の幼鳥が、大きく羽を広げ
両親(おそらく父ヅル)に
何かをアピールしている様子






まるで、
「ボクは(私は)、もう立派な大人だよ!
羽もこんなに立派になったよ!」…と、
しきりに羽を大きく広げ
立派な大人になったことを
誇示しているように見えました





両親(父と母)が
見つめ合っています

そしてその後、幼鳥が見えなくなりました
どうか元気に生き抜いてね!

 




3月初旬は、まだ雪と氷の世界でした





 




ヒシクイのペアも到着





 




次の週末、尋ねてみると
なんと雪も氷も溶けて
春の装いとなっておりました~



 




タンチョウ

子別れの翌週、
すでに子の姿はありません
 




タンチョウ   丹頂

丹は赤色のこと、
すなわち頭のてっぺん(頂)が
赤い鳥
 




ミコアイサ  巫女秋沙、神子秋沙
学名:Mergellus albellus
英名:Smew
カモ目カモ科ミコアイサ属


 




ミコアイサ




 




カワウ  河鵜、川鵜
学名:Phalacrocorax carbo
英名:Great Cormorant
カツオドリ目ウ科





タンチョウ








ミコアイサ

目もはっきりと写っています!








ミコアイサのペア

出産・子育てをするメスは
保護色の茶系で地味な色合いですが
とても愛らしい…






タンチョウ


 




あまりにも突然の予期せぬダンス!
カメラワークがついていけません!





 




ミコアイサ
別名:パンダガモ










ミコアイサ







タンチョウ










タンチョウ

先週、「子別れ」をしたペアは、
また再び繁殖期に入り、
求愛ダンスをしたりしながら
次に備えます





ミコアイサ










タンチョウ










タンチョウ





 










 




タンチョウ










ハクチョウ