
オジロワシ青銅像
1970年 国の天然記念物指定
10月末頃、サハリン・シベリアから飛来し、
流氷が消える頃、帰って行きます。
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知床は2005年に世界自然遺産に登録されました
が、その理由のひとつに、海と陸の生態系が相互
にかかわりあっていることがあげられています。
その知床生態系を構成する代表的な物は
・陸の哺乳類=ヒグマ、エゾシカ、キタキツネ
・海の哺乳類=トド、アザラシ
・魚類=サケ、マス
・鳥類=シマフクロウ
それに加えて、知床を代表する生物に数えられ
るのは、猛禽類です。とりわけ、オジロワシとオオ
ワシは知床の重要な鳥です。知床は北海道最大
の越冬地であり、オジロワシやオオワシは、海洋
生態系の頂点に位置するとも言われています。
秋に川に遡上するサケやマスを食べることに
よって、結果的には陸に栄養を与え、海から陸
への生態系のつながりにも役立っています。 |
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