

|
北大(北海道大学)の構内にある銀杏並木は、晩秋の11月に入ると黄色く色付き、一般客も大勢訪れて、まるで桜の頃の「お花見」のような賑わいになります。この日も、あまりにも多くの人出のため、なかなかムードのある構図が得られませんでした。
とりあえず何枚かを撮し、また別の日にと思っている間に、初雪の季節となり、いつの間にか木々はその美しい葉を落としてしまいました。
早春の花々も、木々の紅葉も、本当に「一期一会」。その出会いのチャンスを逃すと、また翌年まで待たなければなりません。ほんのりと淋しさが胸をよぎります。
銀杏と合わせて載せたのは、可愛いエゾリス君ですが、こちらは北海道神宮の大鳥居そばでの遭遇です。このエゾリスくんは、よく見ると、左目が白濁していて、左耳の付け根にも傷跡がありました。だいぶ前にカラスにでもやられたらしいのですが、今は本当に元気で色艶も良く、もう一匹の兄弟リス(?)と仲良くじゃれあっていました。生命力の逞しさを感じさせられ、本当に嬉しかったです。
|
|