
『ウンクル・セトナの桂の木』
ご神木です
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龍神様をお祀りしている「浮見堂」
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船着場に着いて、真っ先に出迎えてくれるのが、この大木です。この大木の傍にある「神木の由来」には、この木にまつわるアイヌの悲話が書いてありました。それによると、このご神木は『ウンクル・セトナの桂の木』と呼ばれ、和人とシャクシャインの戦いに翻弄された、美しいアイヌの乙女と戦士ウンクルの悲恋に由来するのだそうです。そして二人の化身として祀られている二本の桂の木は「縁結びのご神木」として崇められているのだそうです。
確かに根元を見ると、一本の木から枝分かれした二本の幹が、一つは空に向かって真っ直ぐに伸び、力強い「陽=男性」を表し、もう一方は、緩やかな曲線を描いて「陰=女性」を表しているようです。
風水的には、この二つが一つの根元でつながることで、「陰と陽の合一」と「和合の力」を象徴しているのだそうです。
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しめ縄でしっかり結ばれた二本の木
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赤い鳥居の先には3つの祠が・・・
大黒様、恵比寿様、菅原道真公
が祀られています
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かなり大きなエゾシカさん
静かに私を見つめています
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(これは観光船内の案内図)
左上が羊蹄山
真ん中が洞爺湖と中島
中央右手が有珠山・昭和新山
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風水的に見ると・・・
羊蹄山からの「気」をふんだんに貯えた湖水を、有珠山、昭和新山といった洞爺湖周辺の山々、すなわち「山龍」が囲んでいるというここの地形が、特に風水的に重要な場所なのだそうです。
そしてエネルギーの溜まった湖に点在する島々の中で、その真ん中にある中島は、極めて強力なパワーが流れる場所だとのこと。
その他にも、「大平原」や「風穴」というエリアも紹介されていました。
特別、風水に心酔して信じているわけではありませんが、こういう描写を読むと、ちょっとばかり確かめてみたい気持ちになるものです。
根が単純ですから・・・仕方がないですね。
そして「風穴」ですが・・・、この島の管理人さんやスタッフに聞いても誰も知らないとのこと。本にも具体的場所の説明は皆無でした。そんな~・・・)
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紅葉はじめた木々や、きのこたち
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ここが「大平原」
日が傾き始めて山の影になってしまいました
V字谷の奥に羊蹄山が・・・
↓
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苦労の末、ついに見つけた「風穴」
本当に涼やかな地底からの風が・・・
指先から全身に伝わります
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大平原のV字の谷間から見える
羊蹄山(アップ)
雲をかぶっていてちょっと見えにくいけど・・・
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本当に美しい中島の夕暮れ
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色づいたナナカマドの実
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こちらは高台にある「展望台」から
見た洞爺湖と中島
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2011冬の洞爺湖です
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ついでに~
可愛い森の仲間たち
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