冬キツネと神子アイサ November 2013
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すっかりきれいなフカフカの
冬毛に換わったキタキツネ
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昨秋のオオアカゲラとの出会い以来、始めた野鳥観察も、ようやく一年目が過ぎたところです。 この一年間を振り返ると、本当に様々な感動的出会いがありました。感謝、感激の日々でした!?
11月も終わりに近づき、もうそろそろユリカモメやミツユビカモメらは、南に渡ったのかなと思っていましたが、なんと、干潟のカモメ類の群れの中にそれらしきものが数羽、混じっておりました!!
まさかと目を疑いながらシャッターを押したところ、紛れもなくあの可愛いミツユビカモメでした。
クマゲラをはじめとして、カワセミ、ヤマセミ、ベニバラウソ、オシドリ親子、フクロウのペアやオジロワシにミヤコドリなどなど・・・本当に多くの感動をありがとうと、彼らに伝えたいくらいです。
そして会いたかったミコアイサも無事に戻ってきました。それも去年よりずっと近くでじっくりと観察できました。嬉しい限り・・・。
また、思いもかけぬ野生動物との遭遇も、本当に刺激になりました。夜行性と言われるタヌキのペアに日中堂々と出会うことができましたし、エゾヤチネズミとの出会いも驚きでした。そして、シマリス、エゾリス、キタキツネにも、折々に出会うことができました。
シャッターチャンスは逃しましたが、先日は、信号待ちしている私の車の左側の歩道を、小柄な若ギツネが大きなお魚をくわえ、得意げに通り過ぎるところを目撃。そして前方の歩行者用青信号を上手に横切って土手の方に消えていきました。青信号を理解したのかは不明ですが(?)、ちゃんと左右を見渡し確認して、横切っていきました。ハラハラしながら見守りましたが、無事に渡れた時は本当に嬉しかったです!
まるで幼い我が子が、初めてのお使いに行った時のような気分でした!?
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水面に映る木々と
水底に見える紅葉の葉
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オナガガモ 尾長鴨
・・・でも、この個体は尾が長くない・・・???
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チュウサギのようです
ダイサギとの識別は、やや小さく、嘴も短い
そして口角の端が、眼の後端を越えないこと
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マルメロの実
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お池に張った薄氷の上を
ソロソロと歩きます
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ついに、パンダカモのお顔拝見!!
とってもユーモラスなお顔に
ワクワク、ドキドキ・・・
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約10ヶ月ぶりの神子(巫女)アイサとの出会いがありました。思いもかけぬ形で、神子秋沙の群れが楽しくおよいでいるところに遭遇しました。あまりにも小さかったので、最初は羽白カイツブリかなと思いましたが・・・。
約17羽ほどの群れでしたが、白いオスはそのうちの6~7羽ほど。・・・でもメスの他に、まだ換羽前の雄エクリプスが混じっていたのかもしれません。
エクリプスとは、ギリシャ語で「力を失う」という意味の語εκλειπσισ (ékleipsis) が語源。通常、日食や月食などを意味します。
野鳥の場合は、特にカモ類の雄が繁殖期経過後、一時的に雌のような地味な羽色になる状態をいいます。
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真ん中は明らかにオスですが、
周りは、メスなのか、雄エクリプスなのか
素人目には、ちょっと難しい・・・
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「はい、ミツユビカモメですが、・・・何か???」
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オオセグロカモメ
ウミネコ
ミツユビカモメ
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この愛らしい黒い瞳と
可愛い短足に癒されます~~~
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こちらは ダイサギ
嘴が長く大きいです
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この厳しい冬を無事に乗り越え、
長生きしてね!!
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