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カラスの仲間たち Part1 2010-2018 |
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![]() ハシブトガラス 嘴太烏 スズメ目カラス科カラス属 学名:Corvus macrorhynchos 英名:Jungle Crow ![]() ハシボソガラス 嘴細烏 スズメ目カラス科カラス属 学名: Corvus corone 英名: Carrion Crow |
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ハシブトガラス | ||
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![]() ハシブトガラス 大きさ:L(=Length全長)57cm でこチンが可愛い愛嬌のあるお顔ですね! |
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ハシボソガラス | ||
![]() ハシボソガラス 大きさ:L(=Length全長)50cm 典型的なハシボソカラスのシルエット ハシブトに比べて、くちばしは細め、 おでこも出っ張っていません。 |
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ワタリガラス (イメージ)・・・希望的観測 | ||
ワタリガラス(渡鴉)、学名 Corvus corax)、スズメ目カラス科カラス属。 |
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カケス | ||
![]() ミヤマカケス (全長:33cm) (深山懸巣) 学名:Garrulus Glandarius Brandtii 英名:Eurasian Jay カケス: 学名:Garrulus glandarius |
![]() (こちらの写真は、頭部に細い枝の影が 映っています。柄模様ではありません。) (2枚ともミヤマカケスです) |
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北海道のカケスは亜種になり、本州の「カケス」に対して、「ミヤマカケス」とよばれます。 本州のカケスは、頭が白くマダラ模様で、胸の色もより濃い茶色です。 そして白目の部分が大きくて黒目が小さいため、 ややキツイ目つき、顔立ちだと形容されます。 比較すると、確かにミヤマカケスは黒目がちの優しい顔立ちです。 その為、北海道の「ミヤマカケス」のほうが、優しいイメージとなっているのかもしれません。 この「ミヤマカケス」の何よりの特徴は、とてもモノマネが上手だということ。 クマタカやノスリ、フクロウなど猛禽類や、他の小鳥達、また猫の声などを とても上手に真似します。声帯がオウムやインコに似ているのでしょうか? 面白いですね! 通常は、「ジェー、ジェー」としわがれた声で鳴き、英語名の『Jay』はこの鳴き声に由来とのこと。 |
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カササギ | ||
![]() カササギ (全長:45cm)、(鵲) 学名:Pica pica 英名:Eurasian Magpie ![]() 英語名は、「マグパイ」と言います。 だいぶ昔、イギリスの親族を訪ねた時に、綺麗な小型の 黒い鳥が庭先に来た時、カラスの仲間で とても品の良い鳥だと、皆が好んでいたことを 思い出しました。 確かに「クロウ」ではなく、「マグパイ」で、 カラスの仲間だと言っていました。 |
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ホシガラス | ||
![]() ホシガラス (全長:35cm)(星鴉)、 学名:Nucifraga Caryocatactes 英名:Spotted Nutcracker 名前の意味は、「斑点のあるマダラ模様の くるみ割り(木の実割り)器」 なるほど、一生懸命木の実を砕いて食べるからですね |
![]() 通常、このホシガラスは、高山のハイマツ帯にいて、 ハイマツ等の木の実を食べていますが、 天候不良が続き、木の実が不作の時には 平地近くに下りてくる場合があるとのことです。 私が見かけたのも、市街地の庭園でした。 見かけたのは、同じ公園で、昨年の1月、6月です。 ひょっとして木の実の豊富なこの地が気に入り 住み着いて繁殖まで行うのでは?と思っています。 |
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ミヤマガラス | ||
![]() ミヤマガラス (全長:47cm) (深山烏、深山鴉) 学名:Corvus Frugilegus 英名:Rook ミヤマガラスの特徴は、 この嘴から上に垂直に張り出た「ひたい」です。 同じ「デコチン」でも、丸く盛り上がったハシブトとは違い 四角ばっています。 そしてこの白銀色に輝くクチバシ。 この風貌は一度見たら忘れられません それは、成鳥になると嘴基部の皮膚が剥き出しになり 白く見えるからです。 |
![]() ミヤマガラス(左) コクマルガラス(右) (全長:47cm) (全長:33cm) コクマルガラスとの比較では その大きさの違いは一目瞭然! 大群で行動する習性があり、 その群れにはよくコクマルガラスが数羽 混じっていて仲間として認識しているようです。 お互いに一緒に行動することで外敵から 身を護っているのでしょう。 自分達より小さいコクマルガラスを まるで我が子を護るように 取り囲んでいる姿はいじらしい気もします。 |
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コクマルガラス (淡色型) | ||
![]() コクマルガラス (全長:33cm)(黒丸鴉) 学名:Corvus Dauuricus 英名:Daurian Jackdaw |
![]() 私の愛読の書『北海道野鳥図鑑』には、 この「コクマルガラス」は、「迷鳥」もしくは「稀な旅鳥」 と書かれています。故に、3年前に偶然出会った時は 感動で天にも昇る気持ちでした。 その後、毎年あるエリアで出会っています。 冬の餌場としてお気に入りのエリアなのでしょう。 |
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コクマルガラス (暗色型) | ||
![]() 上記の写真が、果たして 「ニシコクマルガラス」なのか、 「コクマルガラス」の暗色型なのか、 はたまた、一説によれば、 単に「コクマルガラス淡色型(白黒)の幼鳥なのか ・・・は不明です。 その後、ニシコクマルガラスを調べたところ やはり色彩や目の形状からこの上記の写真とは 違うと思いました。 おそらくは「コクマルガラス暗色型」ということで 一件落着です |
![]() 上記の「コクマルガラス」には、 「淡色型」と「暗色型」の2種類があり、 専門家の間でも、 とりわけその「暗色型」に関しては 様々な異論があるようです。 「暗色型」を、「白黒明瞭な淡色型」の幼鳥とする場合と、 「暗色型」を「ニシコクマルガラス」として 区別する場合です。 勿論、素人の私には区別のしようも無く、 両方の可能性を記しておくだけにします。 |
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変わり者 | ||
![]() 形状や大きさは、ほぼ「ハシボソガラス」と 同じで間違いないと思います。 ただ、全身を覆う羽毛に、黒色だけでなく 「藍色」や「白色」が混じっていました。 まれに「アルビーノ」(白子)とよばれる 色の抜けた種が生まれることがあるようですが、 原発放射能の影響も考えられるとも言われます。 さて、どうでしょうか。 |
![]() 確かに、光線の具合ではなく、 きれいな「藍色」と、「白色」の羽毛です。 色合い的には、上記の「カササギ」の色合いに 共通していますね。 まさか、「ハシボソガラス」と「カササギ」の ハーフだとは思いませんが・・・。 |
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