
ヤマセミ 山翡翠 (♀)
ブッポウソウ目カワセミ科
学名:Megaceryle lugubris
英名:Crested Kingfisher

ヤマセミ 山翡翠 (♂)
2013 2月

カワセミ 翡翠
ブッポウソウ目カワセミ科
学名:Alcedo atthis
英名:Common Kingfisher
…ちなみに、カワセミの日本名は「翡翠」と書き、
「ひすい」とも読みます。
ただ、宝石の「ヒスイ(翡翠)」という名称は、
「カワセミの羽色にも似た美しい宝石」という意味
で、後から名付けられました。
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2021年最後の2日間、原生林の残る広大な運動公園に行ってきました。願わくは、愛らしいシマエナガの姿をカメラに収めたい、そう願い氷点下の中、そして予報に反して晴れ上がった青空の下、あちこちと彷徨い歩きました。
何人かの気の良いバーダーさんからの情報では、それまで毎日群れで何度となく来ていたエナガが、この2日間現れないと言うのです。諦めて帰ろうかと思った時、ふと立ち寄った川縁で、ヤマセミに遭遇しました!
何という幸運!順光で対岸の真正面に陣取った私にとっては、撮り放題のチャンス到来でした。
コロナ禍の中、日本中が、世界中が混乱と困難の中で模索する中、私も個人的に大変な時期もありました。でも、この一年の最後の瞬間、何か嬉しい兆しを感じることができました。
今年の最後の最後に、まさに「大トリ」(最後の舞台出演者)としてヤマセミが現れたのです。約30分あまりの間、同じ枝に乗ったまま、様々な表情を見せてくれました。この澄んだ力強い瞳から、沢山のパワーとエネルギーをいただきましたよ!
このヤマセミの英語名は、Crested Kingfisherと言い、そのCrestedの意味は、「冠毛のある、たてがみのある」または「とさかのついた、兜のある」等の意味となります。たしかに、カワセミに比べると、冠羽が長くピンと上につきたっています。
対して、カワセミの英語名は、「Common Kingfisher」であり、そのCommonとは、「一般的な、普通の」という意味であり、普通のKingfisherカワセミとなります。
先日、札幌近郊のバードウォッチングカフェに行ってきました。喫茶室の奥に、換気対策バツグンの野鳥観察小屋があり、午前か午後の数時間、好きなだけ野鳥を観察し撮影できます。
ただ指定席制なので、キャンセル待ちだった私のスペースからは、エナガの良きショットは難しかったです。
残念!!
でも、お花やキノコが終わった季節でも、野鳥観察は四季を問わず可能なので、まだまだチャンスはありますね。
新年の願いは、シマエナガのふわもこの正面顔を拝見すること。また、ミヤマホオジロのベストショットを撮ること。願わくば、道東にいるシマフクロウと、渡りガラス(raven)に出会うこと。カモ類では、トモエガモとアメリカヒドリ。そして、ナキウサギと、モモンガにも是非出会いたいと思っています。
そして、この新しい年が、全ての人々にとって、未曾有の危機を乗り越え、新たな希望の見える年となりますようにと、心より祈っています。
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