![]() |
||
---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
||
エンレイソウ 道南調査 2021 Spring | |||
|
|||
![]() 函館市近郊の シロバナ系エンレイソウの群生地 これまで稔性のある6倍体シラオイエンレイソウは、 平取と網走、川湯温泉周辺の 限定されたエリアのみに生育する とされていました |
![]() シラオイエンレイソウ ?? オオバナノエンレイソウと、ミヤマエンレイソウの 種間雑種(交雑種) シラオイエンレイソウには、染色体の 3倍体(不稔)と6倍体(稔性)があり ここには、少なくともシラオイエンレイソウ3倍体 が存在し、ひょっとしたら6倍体の可能性も… とのこと! |
||
![]() 大原教授と門下の大学院生 標本(サンプル)の採取中 染色体のゲノム解析の結果が 楽しみです |
![]() 函館市近郊に咲く ヒダカエンレイソウ ミヤマエンレイソウと 基本種エンレイソウの交雑種 林床下に群生する ミヤマエンレイソウとエンレイソウの 中に点在しています |
||
![]() コジマエンレイソウ オオバナノエンレイソウと エンレイソウの交雑種 (比較用) |
![]() |
||
![]() 函館山宮の森 コジマエンレイソウ群生地での サンプル採取 |
![]() 花弁(内花被片)の無いものも コジマエンレイソウの可能性ありとのこと 普通のエンレイソウよりも かなり大きく存在感があります |
||
![]() オオバナノエンレイソウの1枚葉 種から発芽した実生(みしょう) この1枚葉の状態を5~6年繰り返します ⇒ |
![]() その後、やっと3枚葉となり まだ花咲かせるまで この状態を5~6年繰り返します ⬇ |
||
![]() 調査中の大原先生 この美しく愛らしい花々を絶滅の危機から 守る為にも、適切な環境保全が 必要であることを説き続けておられます |
![]() こうしてようやく花咲かせるまで 10年余りの歳月を要するのですね そして一度開花した個体は、 長いもので28年以上、5~60年咲き続ける個体も あるとのことでした |
||
以下は、過去数年間の函館市郊外のシロバナ系エンレイソウ群生地での観察情報です |
|||
![]() 函館市に隣接する北斗市 その郊外に… |
![]() 全道で見られる普通の オオバナノエンレイソウの群落 その中に、かなり変わったエンレイソウを発見 |
||
![]() よく見るとシラオイエンレイソウに似た 株立ちのシロバナが… ニリンソウの群落の中に 大きく伸び上がっていました |
![]() 典型的なオオバナノエンレイソウ 花弁もがく片も 尖っていません (比較用) |
||
![]() 典型的なオオバナノエンレイソウ 姿勢が良く、まっすぐ上を向き 全体的に整った印象 (比較用) |
![]() こちらは、シラオイエンレイソウらしき 株立ちの花 横向きで前屈みのよう… ワイルドな印象です |
||
![]() 見事に波打つ花弁 花に被さるような大きな葉 …まるで、私はオオバナノエンレイソウでは ありません! …と主張しているみたいです |
![]() 2017年には大きな群落ができつつありました しかし、その後、実をつける前の草刈りで 段々規模が縮小されてきました |
||
![]() まるでカワユエンレイソウのよう… 丸みを帯びた可愛い花弁 |
![]() こちらはシラオイエンレイソウ・タイプ 花弁もがく片も その先が指でつまんだように 尖っています |
||
![]() エゾミヤマエンレイソウ |
![]() カワユエンレイソウに似たもの |
||
![]() 同じ株立ちの群落の中に シラオイエンレイソウ エゾミヤマエンレイソウ (赤いがく片の)エンレイソウ が仲良く混在しています |
![]() チシマエンレイソウ |
||
|
|||