久しぶりに、また石狩浜に行ってきました。「喜びも悲しみも幾年月・・・」で有名になった石狩灯台は今も健在です。この赤と白の強烈なコントラストを持つ姿は、背後に青空があれば、それだけで本当に絵になる光景です。見上げる人の様々な思いを飲み込んで、全て浄化してくれるパワーを持っているような気がします。 　さて、水場では先回に続き、更に4種の初見の鳥に出会いました。オオソリハシシギ、ヒバリシギ、タシギ、そしてなんとセイタカシギに遭遇したのです！まさか、まさかの出会いでした。感動、感動の連続でした！ セイタカシギは、その小柄な姿には不釣り合いなほどの長い長い足で歩き回り、まさにパリコレの一流ファッションモデルさながらのエレガントな立ち居振る舞いでした。 　またチドリ目タシギ属のタシギに出会えたことも、本当に嬉しい快挙でした！？この独特な姿を図鑑で見るたびに、実際の姿はどんなものか興味は尽きませんでした。今回じかに見たことで、その同じタシギ属のオオジシギ、アオシギなどに対するイメージがより具体的に湧いてきました。次が楽しみです。（その後、更に、クサシギ、ツルシギ、ウズラシギ、キリアイにも出会えました！） 　その一つの場所から移る際に、突然、クルマの前に飛び出してきたキツネがいました。あまりにもきれいな毛並み、愛らしい表情に、思わず窓を開けて写真を撮りました。キツネは私が何かくれると思ったのか、じっと見つめながら物乞いするようなそぶりを見せました。後で考えて、クルマを止めて写真を撮ったこと自体に、なにか罪悪感を感じてしまいました。私は決して野生動物にエサは与えません。人間が無神経に与えるエサに頼るようになった時に起こる問題を認識し始めているからです。これは屋久島で現に起きている問題ですが…。 キタキツネと屋久ザルの違いはあれど、直面する問題は共通していると感じます。そして頻発する「ヒグマとの遭遇」とも合わせて、対処していくべき課題だと思います。 　　・・・エサを与えないでください 　　野生動物にエサを与えないで！ 　　“カワイイ”が自然を殺す…(北海道）