
クマゲラ 熊啄木鳥 (♀)
キツツキ目キツツキ科クマゲラ属
学名:Dryocopus martius
英名:Black woodpecker[
頭の後頭部だけ赤いのがメス♀
オス♂は、頭頂から後頭にかけて赤い

シマエナガ 山翡翠 (♂)
スズメ目エナガ科エナガ属
学名:Aegithalos caudatus japonicus
英名:Long-tailed bushtit
ちなみに、本州の「エナガ」は
学名:Aegithalos caudatus
英名:Long-tailed bushtit
Long-tailed tit
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いよいよ、2022年が始まりましたね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
私は昨年暮れから年始にかけて、野鳥観察&撮影を楽しんでいます。
暮れのヤマセミに続いて、年始は国の天然記念物指定のクマゲラに出会いました。今までも何度か撮影のチャンスはありましたが、今回はかなり至近距離からの撮影ができました。嬉しかったです!
このクマゲラは環境省の「日本版レッドデータブック」で絶滅の危険が増大している絶滅危惧II類に指定されています。守っていきたいですね!
そしてまた、念願のシマエナガにも遭遇することができました。期待通り正面からのショットも叶い、本当に嬉しかったです。ただ、予想以上に素早いし、高い樹木の枝から枝へと飛び交い、絡み合った細い枝カブリが多く、私のカメラでは限界を感じました。高性能、ハイスペックのカメラが欲しい~と、本当に思いました。
エナガの属名 Aegithalos はギリシャ語で「シジュウカラ類の一種」を意味します。そして種小名の caudatus は中世ラテン語で「長い尾の」を意味する単語です。故に、学名は「長い尾を持つシジュウカラ類の一種」という意味となります。実際、エナガ達は、シジュウカラなどの俗称「カラ類」と呼ばれる「シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ」などと一緒に混群をつくり、猛禽類から守る、もしくは危険性を分散させる習性があるようです。
北海道で出会える「シマエナガ」は、エナガの亜種で、本州のエナガと比較すると、顔に黒い眉斑が無いため、真っ白な顔面に黒い豆粒のような目がきわだって、より愛らしいとネットでも評判のようです。ちなみに、シマエナガの学名も、「Aegithalos caudatus japonicus」となり、「エナガ」の学名の最後に、「日本産」「日本固有の」という意味の「japonicus=japonica、japonicum」がついています。
願わくは、晴れ上がった青空を背景にしたシマエナガの可愛いフワモコの真っ白い正面顔を撮りたいものですが、いつか近いうちにきっと…と思っています。
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