
これからの長いフライトを前に
栄養補給に余念が無い野鳥たち

シラカバ 白樺
★ 2022 シジュウカラガン・ハクガン
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いよいよ、年の瀬。あっという間の一年でした。
とりわけ、コロナ禍以降、世界中に不穏なニュースが流れるようになった気がします。
これ以上、人が人を傷つけることがありませんように。人が自然を破壊することがありませんように。人が地球を痛めることがありませんように。
…と願いつつ、来年は少しでも良い社会となり、
良い世界となりますように。
子供たちの為にも、少しでも希望のある、明るい未来を創るために、頑張っていきたいと思います。
もうほとんどが南方へ向かったと思いきや、まだ長都沼周辺には沢山の渡り鳥たちがいたことに驚いています。今年もようやく、シジュウカラガンに会うことができました。英語では「カナダ・グース(単数)=カナディアン・ギース(複数)」で親しまれている野鳥で、私も特別な思いがありました。日本を通過するのはその亜種で、親戚(近縁種)になります。その数十羽ほどの群れの中に、少々違った感じの小型の鳥がまぎれていました。幼鳥なのかもしれないとも思いましたが、自宅に帰ってネット検索すると、どうも亜種の「ヒメシジュウカラガン」のようです。それらしき写真の載ったリンクを貼りましたのでご覧ください。
木々を彩ってきた緑の葉や花々が枯れて無彩色になるこの冬枯れの時期に、ひときわ彩を添えてくれるのが、ヤドリギやナナカマドの赤い実です。空の青と白銀の雪に埋もれたモノトーンの世界では、ヤドリギの鮮やかな緑はひときわ輝きます。そういう意味でも、ヤドリギは生命力と永遠の命を象徴する植物として、西洋世界では親しまれてきたのです。
私はヤドリギの実は赤いのが当たり前だと思ってきましたが、本州では、圧倒的に白い実が優勢のようです。ちなみに、この赤い実を持つヤドリギは、アカミノヤドリギ、またはアカミヤドリギと呼ばれます。
来年が、少しでも良き年、幸せな年となり、希望のある日々となりますように!
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