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果実の中身は粘りがあり、それに包まれた種子は
鳥の腸を容易く通り抜け、粘液質の糸を長く引いて
宿主となる樹上に落ちるのです |
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粘液によって樹皮上に張り付くと、
そこで発芽して樹皮に向けて根を下ろし、
寄生がはじまります |
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真駒内公園のカシワ広場、カシワの木
(推定、樹齢310年) |
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その老木の枝に芽生えた
若いヤドリギの芽 |
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ヒレンジャク & キレンジャク
たいていは混群を作り移動します |
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そのカシワの老木にしっかりとついた
白い実のヤドリギ
ヨーロッパヤドリギでしょうか? |
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…初めて見た白い実!
白いと言えば、白いし、
淡黄色といえば、黄色みもあるし… |
ヤドリギ 学名:Viscum album var. coloratum
英名:Japanese mistletoe
ビャクダン科ヤドリギ属
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カシワ 柏、槲
学名:Quercus dentata Thunb
英名:Japanese Emperor Oak
ブナ科コナラ属の落葉高木
「冬でも葉が落葉せずに枝に残ることから、
日本では神が宿る縁起木とされている。」
とWikipediaにはありましたが、落葉していました。
老樹のためでしょうか
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キレンジャク |
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私がその木にカメラを向けると
突然、レンジャクの大きな群れが
集まってきました |
もう一つの背高の大木は
数えきれないほど沢山のヤドリギで
にぎわっていました
こちらは、赤、黄、橙とカラフルです |
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この実はどう見ても赤ではないですね
オレンジ、または黄褐色でしょうか
本州に多いという
一般的なヤドリギ? |
あまりにも沢山で
どこに焦点を当てたらいいのか
迷うほど…
ただ残念なことにあまりにも高所の枝だったので
下からのショットしか撮れません |
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ヒレンジャク & キレンジャク |
これもアカミヤドリギと少し違うようです
こぼれ落ちるほどオレンジ色の実が
密生しています |
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「ヤドリギの実の色」
・ヨーロッパの大半(セイヨウヤドリギ):白色
・日本・中央ヨーロッパ・東南アジア:黄色、淡黄色
⇒セイヨウヤドリギの亜種
・日本の北部に多い(アカミヤドリギ):赤色
⇒本州以南では少ない、北海道では普通
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お恥ずかしいところを見られちゃったので
最後はお澄ましポーズです! |
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食べた実によって
色が違うことがわかりますね
凄い! |
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アカミヤドリギ
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