あれほど暑かった夏が恋しく感じるほど、寒さが身に染みる今日この頃です。人間て勝手なものですね…。今年の夏も石狩浜、調整池でのシギ・チドリとの出会いを楽しむことができました。でも、年々その飛来の数や種が減ってきているようです。鳥インフルエンザなどの流行や、温暖化などの気象変動等に加えて、近年過剰とも思える風力発電の鉄塔の増加なども原因でしょうか？オジロワシなどのバードストライクによる被害が増加しているようです。 　何はともあれ、今年の野鳥との出会いはとても嬉しいものがありました。天売島でのケイマフリ・ウトウ・オロロン鳥、ミサゴ、そしてホウロクシギ…などのライファーに次々と出会うことができてとても嬉しかったです。 　内陸育ちだった私にとって野鳥との出会いやその習性を知ることはとても刺激的です。繁殖の為、夏の暑さや冬の寒さから守るため、地球の南から北へ、北から南へと群れをなしながら飛行する姿を思うと多くのことを学ばされます。 これらの貴重な種を絶やすことなく守っていけたらと願うこの頃です。