♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
花と光と風と…
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遊水池  ハクガン マガン オジロワシの狩り      2025





ここ数年間、早春と初秋に通い詰めた
舞鶴遊水地

本当に美しい原野と水辺が広がります。
いつまでもこの美しい光景が守られますように…







 花のない季節の楽しみは、やはり渡り鳥との出会いでしょうか。地球の反対側、南から北へ、北から南へと数千キロにも及ぶ長距離を群れをなして飛んでいく姿。そして繁殖地での子育てや、季節の変化に応じて旅支度をし、群れの幼鳥への養育から栄養補給まで、本当に一生懸命に生きている姿には感服してしまいます。
 ある意味、文明の利便性を追求し享受しながら、それに汚染され堕落してしまった私達人間に、本来の生きるべき姿を教えてくれているような気がします。そういう意味でも、渡り鳥との出会いは毎年の大きな楽しみとなっています。
 あらゆる欲望の渦巻く中で混迷を生み出している人間たちを見ながら、大事なもの、大事なことはもっとシンプルに生きることだよと教えてくれているような気がします。

 ここ3年間、ここで出産、子育てをしているタンチョウカップルが気になっていました。今年は未だ見ていませんでした。今回、2羽のペアに遭遇しました。たまたま子供が見えなかったのか、または若い別のカップルかもしれません。聞くところによると、この近隣には6~7羽ほどのタンチョウが目撃されているとのこと。詳細はまた後程!

 


まずは、オオハクチョウ
とりまくマガン達に比較して
数倍の大きさ、王者の貫禄があります
いつもの懐かしい野鳥の賑わいが
戻ってきました
ここに広がる変幻自在の雲が
とても魅力的です
ギリシャ神話を見ているようです
ハクガンと、マガン
ほぼ同じ大きさです
マガン
渡りの季節、遊水池の上空には
沢山の野鳥の群れが
いつも飛び交います
オジロワシが出現!
なんだか湖面が騒がしくなったと思ったら…
まず、マガンが一斉に飛び出しました



突然の飛び立ちでしたが、頑張って焦点を合わせて!
飛翔のシーンをとらえます
 
 
オジロワシは
それ程本気では無さそうでした
退屈しのぎだったのかな
ひと騒動が終わり、静かになった湖面には
また少しずつ野鳥たちが
戻ってきました
中型のマガンやハクガンが
大騒ぎで飛び立ち、
逃げ惑う中、
大型のハクチョウだけは
普段通りに湖上でゆったりと漂っていました
一斉に飛び立った
    マガンの群れ、
        ハクガンの群れが
また水面に戻ってきました
本当に美しい
胸のすくような光景
「みにくいアヒルの子」ならぬ、
ハクチョウの子とその親…
ハクチョウの親子
こちらにも大きな白い鳥が・・・2羽

タンチョウのペアです!
タンチョウ タンチョウ

こちらはず~っと座り込んだままでした
青空を背景に、赤い屋根と
大きなサイロ・・・

いかにも北海道らしい大きな牧場
廃タイヤの上に立つ

タンチョウのオブジェ
小川にもハクチョウの群れが… つるべ落としに
日は沈み…

あっという間の一日でした