花と光と風と・・・北海道の山と花々、野鳥たち

エンレイソウ in 野幌森林公園　・　恵庭公園　・平取　　　　2021　 Spring

ミヤマカラスアゲハ　　（深山烏揚羽）
学名：Papilio maackii

（岩見沢バラ園　　2021）

時期は前後してしまいましたが、まだアップしていなかったのは、恵庭公園や野幌森林公園でのスプリングエフェメラルの花々です。とりわけ、この恵庭公園には、本当に妖精が住んでいるのではと思わせてくれるほど、早春の一時期には見事な花々の楽園となります。

ひと気の無い公園を、頭上から差し込む木漏れ日を受けながら散策していると、この愛らしい春の花々の上でヒラヒラと舞う妖精が見えてくる気がします。あくまでも想像上ですが・・・。

ところで、スプリングエフェメラル(春のはかない命）と呼ばれ、早春の一時期に現れる花々には、エンレイソウ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、アズマイチゲ、カタクリ・・・等々があげられますが、またそれ以外に、春の早い時期に現れる蝶々も含まれます。数ある蝶々の中で、スプリングエフェメラルと呼ばれるのは、コツバメ、ヒメギフチョウ、ツマキチョウ、ウスバアゲハ、ミヤマセセリ、スギタニルリシジミ…等です。

先日、まだ撮影したことの無いウスバアゲハに出会いましたが、カメラに捕らえることは叶いませんでした。チャンスに遭遇することと、それをものにすることとは、また違うのだと痛感しました。
次回は是非！