♪ 小さな私塾の先生から見た子ども達、風景、異文化の世界 ♪
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   My 野鳥観察記録  (水鳥系4)  チドリ目 シギ目


今回は、水鳥系の最後、「チドリ目、シギ目」です。。
「チドリ目、シギ目」はいずれも浜辺で見かけるやや地味な野鳥で、
似通った種が多く、それらの識別はなかなか容易にはできません。
その日の天候や光線の強弱、光の差し込む方向でも色合いが微妙に変化します。
また成鳥になりかけた幼鳥の羽色や足、クチバシの色も微妙に違います。
更に夏羽と冬羽では同じ個体とは思えないほど変化するモノもあります。
それらのシギ・チドリ類が秋の渡りの季節に立ち寄る水場で
沢山の未遭遇だった種に出会うことができました。
おまけに期せずしてセイタカシギにも!…どうぞご覧ください。
…トップバッターは、10年前に遭ったミヤコドリです。


チドリ目・シギ目の仲間たち (順不同)


ミヤコドリ ミヤコドリ 
ミヤコドリ ミヤコドリ 
キョウジョシギ アカエリヒレアシシギ (夏羽)
アカエリヒレアシシギ (夏羽) アカエリヒレアシシギ (冬羽)
セイタカシギ

オスや夏羽は黒みが強い
メス・幼鳥・冬羽は茶色みあり
セイタカシギ

おそらく、メス、若鳥、冬羽に移行中…
オオソリハシシギ ソリハシシギ
オグロシギ (予約席) ホウロクシギ
or チュウシャクシギ
エリマキシギ ハマシギ
アオアシシギ

クチバシがやや太く、上に少し反っている
コアオアシシギ

クチバシは細く長くまっすぐ
タシギ キアシシギ
クサシギ

白い線が目の周りを囲む、白いスポットは小さい
タカブシギ

目の上の白線が長い、白いスポットが大きめ
アカアシシギ ← キアシシギ ?

足が黄色みを帯びているのは幼鳥だから!
のど元から胸部にかけて黒い縦斑が顕著
キアシシギの嘴は灰黒色
 イソシギ
   
アカアシシギ

脚は赤色、嘴の両基部が赤く先が黒く、太くて短い
のど元から下部にかけて、黒い縦斑が顕著
 ツルシギ

脚は赤色、下嘴は赤く、細くて鋭く長い
   
アカアシシギ 

のど元から下面は、黒い縦縞が密に入るが
冬羽はやや薄くなる
アカアシシギ

のど元から下面は、白地に黒い縦縞が密に入る
ツルシギとの顕著な違い
   
ヒバリシギ

頭部には黒い縦斑が密、背には淡褐色のV字線
キリアイ

頭部・体表面は黒斑が密、背にはV字線が目立つ
クチバシの先はやや下へ下がる
ミユビシギ  ウズラシギ

頭部は明るい褐色、背にはV字無し
   
トウネン 夏羽 シロチドリ
   
 トウネン 冬羽

足が黒い
オジロトウネン  夏羽⇒冬羽(換羽中)

足が緑黄色、胴長短足のずんぐりした体形
頭上からの上面が灰褐色で胸も灰色味を帯びる
(夕日を浴びていたため、褐色が濃い目)
コチドリ ダイゼン
オオメダイチドリ (冬羽) メダイチドリ (夏羽)




 


野鳥観察リスト

・後に、比較、精査、確認して修正する場合あり

*野鳥の分類、同定に参考とさせていただいた書籍
・『北海道 野鳥図鑑』(亜璃西社) (野鳥324種)
・『決定版 日本のカモメ識別図鑑』 
・『シギチドリ類ハンドブック
・『北海道 野鳥ハンディガイド』 (北海道新聞社) (野鳥198種⇒215種)
・『北海道 野鳥観察地ガイド』 (北海道新聞社)
・『新)日本の探鳥地 北海道編』 (文一総合出版)
・(PDF資料)『七飯町及び大沼国定公園で観察されている野鳥』 (野鳥225種)
・『さっぽろ野鳥観察手帖』(亜璃西社) (野鳥123種)

*Internetでの野鳥図鑑
・『日本野鳥の会 BIRDFAN』
その他、野鳥愛好家の方々のブログ情報